学校生活
中学3年生の希望者を対象としてオーストラリア・クイーンズランド州での短期留学を実施しています。3年目となる今年は、3月21日~4月2日の13日間、111名の生徒が参加しました。留学先ではホームステイをしながら、現地の学校に通い、バディの授業に参加したり、成城生のための特別な授業を受けたりしました。さらに重要な特徴は、事前学習としてオーストラリアの文化の学習やオンライン交流会、そしてリサーチプロジェクトを行う点です。リサーチプロジェクトとは4~5人のメンバーで興味のあるテーマを選び、日本とオーストラリア両方でインタビューを行い、そのデータをまとめて留学終了後に発表するという取り組みです。リサーチプロジェクトによって、今回の短期留学が英語学習だけにとどまらず、探究学習の機会ともなっています。
4月19日、参加した生徒たち(現高校1年生)がリサーチプロジェクトの結果報告と現地で学んだことや体験したことを発表する「オーストラリア短期留学 帰国報告会」を開催しました。
生徒たちは留学した現地校ごとにグループ1~6に分かれ、さらにグループ内で5つのチームに分かれてリサーチプロジェクトのテーマを決め、プレゼンテーション(2チーム)・動画(2チーム)・ポスター(1チーム)と3つの異なる方法で報告を行いました。
テーマは趣味、スポーツ、生活習慣、食文化、行事、将来の夢など多岐にわたり、日本との違いやオーストラリアならではの文化を学んだ様子が伝わりました。さらに滞在中の体験についての報告では、ホストファミリーとの交流やビーチや動物園に行った思い出などが披露されました。
生徒たちからは、「留学を経験してコミュニケーション力、特にスピーキング力に自信がついた」「現地校でバディとしてサポートしてくれた生徒とは帰国後も連絡を取り合っている」「将来はまた海外に行ってみたい」といった感想が聞かれ、様々な経験を通して成長し、ホストファミリーやバディとの絆というかけがえのない贈り物も受け取ったようでした。
現地での様子はこちらからお読みいただけます。
チームごとに発表
リサーチプロジェクトの結果を分析
動画で現地での体験を報告
コリドーにポスターを掲示