学校生活
2月15日、16日と2日間にわたって、NTTの研修施設であるe-CityLaboにて行われたデータサイエンスワークショップに高校生が10名参加しました。
ワークショップでは、まず研修施設であるe-CityLaboの見学から始まりました。そこでは災害支援で用いられるドローンやシャワー、飲み水を精製する機械など、普段では目にすることができないものから、スマートストアという無人店舗のシステムまで実際に体験することができました。施設見学では、漠然としたイメージでしかわからなかった未来の一端を実際に触れることで、日本の近未来をより身近に考えることになりました。
その後、今回のワークショップの目的を共有しながら、スーパーの整理されていない売り上げデータをベースに、Excel関数を用いた分析の基礎に移っていきました。初めてExcelを動かす生徒も多く、大変苦戦しましたが、必要とするデータを自分が打ち込んだ関数によって導くことができたときの喜びはひとしおだったようです。その後、併売分析といったデータ分析の方法を学びながら、最終課題として、スマートストアの売り上げ改善に向けた方策をプレゼンすることになりました。
なぜデータを用いた考え方が必要なのか。その意味がワークショップでの学びを通じて、生徒1人1人の実感につながりました。SAILプログラムでは、今後も積極的に学校を飛び出して、質の高い探究活動を行っていきます。