一緒に過ごした仲間とともに新しい世界へ旅立つ日 -第76回高等学校卒業式-

学校生活

一緒に過ごした仲間とともに新しい世界へ旅立つ日 -第76回高等学校卒業式-

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  • 2024.03.19

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 3月10日(日)に第76回高等学校卒業式が行われました。たくさんのご家族の皆さま、在校生に見守られながら高校生273名が中高の学び舎を巣立っていきました。
 担任の先生が卒業生一人一人の名前を読み上げ、名前を呼ばれた生徒はスッと背を伸ばし起立します。卒業証書を授与され校長に一礼する卒業生たちの姿は、自信に満ち溢れていて、やり遂げたというすがすがしい表情が浮かんでいました。中村校長は式辞の中で、校歌の一節「ふりにし松の語るもと」の解釈と植物の生長を例に挙げながら「成長とは瞬間的なものではなく時間のかかるもの。小さな変化に目を向ける大切さを教えてくれるような歌詞だと思います」と述べ、「みなさんが力強く自然体で挑戦を続けてくれることを願っています」との激励の言葉を贈りました。戸部学園長は古代ギリシアのオデュッセウスの物語を紹介しながら「過去にとらわれず、新世界を闊歩してほしい」と卒業生を鼓舞しながらも「不安を感じたり、何かにつまずいたと感じたりしたときは、この卒業証書を眺め、自分たちの経験、努力、頑張り、懸命さを思い返してほしい」と高校時代に積み重ねてきたものがいずれ自分自身を力づけるものになるだろうと教えてくれました。在校生代表送辞では、部活動で家族のように長い時間を過ごした先輩との思い出を一つ一つかみしめる様に語り、「これからも先輩たちらしく、輝いていてください。僕たちは先輩たちから教えられた挑戦する心を忘れず努力していきたい」と感謝の言葉とともにはなむけの言葉が贈られました。卒業生代表答辞では、高校で出会った大切な仲間、大切なメッセージをくれた恩師への感謝の言葉が述べられ、「他者や社会のためにできることがあるのではないか。私たちは世の中の光になれる。未来が平和に明るくなるよう、ともに過ごしていきましょう」と日常生活が送れることの幸せと恵まれた環境への感謝、そして未来への決意が語られました。
 卒業式は終わりの日でもあり、始まりの日でもあります。卒業生の皆さまがそれぞれの新しい世界で活躍されることを願っています。ご卒業おめでとうございます。

  • 在校生とご家族の拍手の中、卒業生入場
    在校生とご家族の拍手の中、卒業生入場

  • 名前を呼ばれ起立する卒業生たち。背筋を伸ばし立つ姿はとても頼もしく感じられました
    名前を呼ばれ起立する卒業生たち。背筋を伸ばし立つ姿はとても頼もしく感じられました

  • クラスの代表2名が中村校長から卒業証書を受理しました
    クラスの代表2名が中村校長から卒業証書を受理しました

  • 高校3年間の精皆勤賞や各種表彰も行われました
    高校3年間の精皆勤賞や各種表彰も行われました

  • 中村校長式辞
    中村校長式辞

  • 戸部学園長祝辞
    戸部学園長祝辞

  • 在校生代表送辞
    在校生代表送辞

  • 卒業生代表答辞
    卒業生代表答辞

  • 中村校長とガッチリ握手
    中村校長とガッチリ握手

  • 卒業生の門出を祝う快晴のもとで式が挙行されました
    卒業生の門出を祝う快晴のもとで式が挙行されました

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