学校生活
3月10日(金)、澤柳記念講堂で第75回高等学校卒業式が行われました。会場には保護者の方や在校生も入場し、教職員とともに卒業生を見送りました。計274人が、この日高等学校を巣立っていきました。
中村校長は式辞で、「これから守るもの、守るべきものが増えていくが、守るものがあることは幸せなこと。困難な時代でも、守られている、守っているという感覚をもって人生を楽しんでください」と卒業生へメッセージを贈りました。油井理事長・学園長の祝辞では、サッカーW杯のPK戦での話を挙げ、「人生の難しい決断においても、勇気をもってチャレンジし、日本を支える若者になってほしい」とのエールが贈られました。
在校生からの送辞では、「自らの行動で後輩たちを引っ張てくれた卒業生に、一人ひとりが自覚をもって行動する大切さを学んだ」など感謝の言葉が贈られました。卒業生の答辞では、ラグビー部での経験から「チームメイトを頼ることは、信頼するということ。信頼関係がチームを強くした」と語り、「夢なき者に成功なし。夢は一人で叶えるのではなく、仲間や保護者、教職員の助けや信頼関係があってのものだ」とのメッセージを残してくれました。
コロナ禍で制約の多い日々を過ごした卒業生たち。苦難を仲間と乗り越えた経験を活かし、夢を叶えてさまざまな分野で活躍されることを願っています。ご卒業おめでとうございます。