想いがこもった力強いメッセージ — 中学校第34回作文発表会 —

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想いがこもった力強いメッセージ — 中学校第34回作文発表会 —

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  • 2021.03.17

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 成城学園中学校高等学校の国語科では、読解力とともに表現力の育成にも力を入れています。中学生の生徒たちは、学期ごとに1作品を執筆、教員はその1つ1つを丁寧に読み込みます。その中から厳選された作品を発表するのがこの「作文発表会」です。今年で34回を数える伝統行事。昨年はやむなく中止となりましたが、今年は3月16日(火)に2回に分けて開催しました。今回選ばれたのは7作品。1回目は001教室からのライブ配信で教室にいる中1、中2の生徒に向けて、2回目は澤柳記念講堂に集まった3年生を前に、執筆者本人が発表しました。
 コロナ禍によって非日常となった日々を過ごす中で改めて感じた「日常と非日常」、女子サッカー部キャプテンが前キャプテンから贈られた大切なメッセージについて綴った「左腕の蛍光色」、幼い自分が描いた絵を見返して気づいた「意味のある意味のない絵」、などテーマはさまざま。中学生の今、この時に感じた率直な想いを、素直な言葉で表現した作文が揃いました。本人の声、表情、姿勢から聞く人に強いメッセージとして伝わる発表でした。客席の生徒たちも、発表する仲間をまっすぐ見つめて、静かにその言葉に耳を傾けていました。

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