• 博学深究 19 新年のご挨拶

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新校舎屋上から撮影したスカイツリーと富士山です

新年明けましておめでとうございます。
いつも副校長ブログをお読み頂き、有難うございます。今年も生徒の様子を色々と紹介させて頂きたいと思います。

さて、成城学園中学校高等学校の新年は、1月5日から始まる高校課外教室「安比スキー教室」と1月8日から始まる中学「スキー学校」からスタートします。成城学園のスキーの歴史は古く、1926年に沼尻で行われた第1回スキー合宿に遡ります。※詳細は、「成城学園教育研究所研究年報 第37集」に収録。まだ、日本にスキー文化が根付いていない時代に「どうせ習うなら世界一の人に教わりたい」という生徒の言葉が発端となり、オーストリアからスキー界の法皇と謳われたハンネス・シュナイダー氏を招聘し、日本全国のスキー教育に大きな影響を及ぼしました。
このような伝統を持つ中で、生徒に教えるなら先生からということで、毎年12月25日に教職員の為のスキー指導研修会を1962年から続けています。近年、志賀高原で行われている研修会には、油井学園長も参加し、初中高大の各学校から集まった先生方と共に実技研修に汗を流しました。そして、それぞれ年明けから始まる各学校のスキー教室実施に備えています。
中高のスキー実習は、岩手県の安比高原スキー場で行われています。数学や音楽等の先生方の華麗な滑りを見て驚く生徒達が、スキー指導を受ける中で、学校では見られない先生の一面を見つける新たなコミュニケーションの場となっています。是非、多くの生徒に、先生方の華麗なスキーをゲレンデで見てもらいたいと思います。

最後になりますが、受験生の皆さん、いよいよ入試本番が近付いて来ました。とにかく、しっかりと体調を整えて、これまでに培った成果を遺憾なく発揮できますよう、また、多くの受験生の皆さんに吉報が届きますことをお祈り申し上げます。