大学前銀杏並木

 学校の成り立ちからすると、大学付属の中高ではないのだが、成城大学進学を希望する高3生を推薦連絡することで、内部進学が決まる。入学試験こそないが、大学の先生が面接を行い、高校時代の成績資料をもとに高大連絡会議が学部別にある。同じ学園と言っても2月下旬は、緊張感に満ちる。手続きのミスはもってのほかだ。
 成城以外の大学進学は、指定校推薦で早めに進路の決まった者を除けば、やはりこの時期に私立大学受験生の合格発表が始まっている。朗報が続々と入っている。国公立大学を目指す者は、3月に試験が控えている。

 もちろん、高1・高2生は期末が近いので、日中は今年度残り少ない授業に取り組み、放課後と家に帰ってからは試験勉強に励んでいる。試験結果で学年成績が決まるので、進級がかかっている者は相当に頑張っている。中学生も高校とほぼ同じ時期に期末テスト、中高全体が学期末、学年末、そして年度末の空気に包まれてきた。今年は閏年なので、一日長いが、冬の寒さは平年より長かったように感じた。今日この頃、三寒四温の天気、ようやく春の訪れの兆しだろうか。