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  • 2011.09.05

    学校歳時記 8 夏の終わりに「実りの秋」への抱負を

    学校歳時記

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百日紅

「百日紅」と書かれるようにサルスベリの樹には、猛暑の夏を乗り切った今でも紅や白の花々を咲かせている。残暑の中、中学校は6日、高等学校は8日が2学期の始業である。
長い夏休みだったが、期間中、学校行事に全く係わらなかった生徒を探す方が難しい。1学期終業後すぐ中・高で、講習、補講・追試が行われた。中1は富浦での海の学校こそ今年は見送られたが、ライフセービング実習を中心とした「生命の教育」が学園内で行われた。中2の山の学校は、概ね順調に「自然と親しむ教育」を進めることができた。高校の課外教室は、この期間に実施された各コースとも有意義な体験学習に臨んだ。また、ほとんどの部活動(運動部・文化部等)で、通い練習・合宿・試合等が行われ、そのほかに高校生31名がカナダ短期留学、中学生13名がオーストラリア語学研修を無事修了し、皆一回り大きく成長して帰国した。
中高生たちが学校生活を再開させる今、「実りの秋」になってほしいと心から願う。