過去五十数回夏に続けられてきた、富浦での「中１海の学校」が途切れた今年、その代替行事の一つとなる「プール運動会」が去る14日、学園プールで実施された。
競技はクラス対抗で、３種目。「お宝」をプール底のあちこちに沈めて、それらを一つでも多く拾い上げる「宝探し」。一人を乗せたニッパーボードを水中の四人が力を合せて運びながらリレーする「ニッパーで運ぶぜ」。そして、ビート板や平泳ぎなど様々な泳ぎでクラス全体の泳力を競う「全員リレー」。第１回の優勝クラスは桃組だった。
15日の終業式を経て、19日からはライフセービング実習（「生命の教育」）三日間のプログラムが用意されている。中１の夏の行事と並行して、中２は、今年で56回目となる「山の学校」出発に向けて準備中だ。夏の行事には、中学校所属専任教員の全員と高等学校所属の一部が付添、日直等に当たる。

こうして、成城の中高生は、目標を持ち自分に磨きをかける夏休みの始まりを迎える。