
学校生活

2026.02.26
高校2年生の「ゼミナール」は、自ら「読む」「調べる」「考える」力、そして他者に「伝える」力をつけることを目指して始まった科目です。生徒たちは1年間をかけて、各々が興味のあるテーマを設定し、それらについて調べることを通して課題を発見し、自らの考えをまとめるという探究学習に取り組みました。
2月21日(土)、最終発表会として代表者7名(代表者は9名でしたが当日2名欠席のため)によるプレゼンテーションを行いました。
話し合いの場におけるリーダーの役割について独占禁止法をヒントに考察する、日本とインドの比較からウェルビーイングについて考える、男女差別を感じた経験からジェンダーについて取り上げるなど、生徒一人ひとりが関心を持った様々なテーマが並びました。自身のアレルギー体質から食品の成分表示のあいまいさを指摘し、改善案を提案したり、陸上部で活動している経験からアスリートへの盗撮やユニフォームの不安感について探究したりと、自分の身近な課題を深く掘り下げている発表もあり、自分の視点が社会の視点へと広がっていく過程が感じられました。また、文献研究と並行して、専門家へのインタビューや関連イベントへの参加など、生徒たちの実際の行動に基づいた発表は説得力がありました。
1年間を通して、不確実な激動の時代を自分らしく生きていくために必要な探究心や思考力、発信力を鍛えた生徒たちの顔は頼もしく輝いていました。
発表を聞いた生徒・教員のほか、ゼミナールの「現場管理者(メンター)」として協力していただいている株式会社トモノカイのメンバーが投票し、金賞・銀賞・生徒賞・優秀賞を決定しました。審査結果は以下の通りです。
【審査結果】
金賞…
木村環「脱炭素社会へ導く「学び」の形」
銀賞…
正木文彩「独占禁止法の理念から考える公正な競争を実現するリーダーシップ」
岡田 留奈「企業がすぐにでもできるわかりやすい中食の原材料名表示」
生徒賞…
大槻 美桜「ジェンダーで考える公平と平等」
優秀賞…
大槻 あゆみ「陸上ユニフォームの露出度が女子選手の心理的負担に与える影響」
神田 蘭子「精神的な豊かさを手に入れるためにできることは何か」
安沢 彩英「幼稚園の集団生活における片付け行動の差とその差を縮める環境デザインの工夫について」
郷晴成 「10代の日本人が異文化を理解することは可能か」
武藤 野乃花「観光客と地域住民の間に生まれる不満を解消したい!」
緊張を感じさせない堂々とした発表
会場に呼び掛ける発表者
壇上から語りかけ、場を和ませていました
食品の成分表示について実際のパッケージを提示
差し棒に一工夫する発表者も
アンケート結果を見やすく表現
生徒からも積極的に質問がでていました
するどい質問にもしっかり受け答え