10月3日（金）の放課後、第2グラウンドでニュージーランドのウェリントンカレッジ（WELLINGTON COLLEGE）でラグビーを指導するコーチ、ピリ・ウィプー氏、ネミア・ティアラタ氏の2名と、このコーチの下でラグビースキルを学んでいるウェリントンカレッジ卒業生2名、現役の生徒1名を招き、成城学園中学校ラグビー部と千歳中学校ラグビー部の合同でラグビークリニックが行われました。ウェリントンカレッジは、ニュージーランドの国立男子中等教育学校でこれまで35人ものオールブラックス選手を輩出したラグビーの名門校。今回来校したコーチ2名も元オールブラックスで活躍した選手たちです。このウェリントンカレッジは、ラグビーの指導を含む短期間の留学を日本からも受け入れているとのことで、今回このクリニックのサポートのために成城学園に訪れた学生、生徒も日本からウェリントンカレッジへ留学した経験者だそうです。その留学経験を通して体験したこと、現在の学校生活、将来の展望などを観戦に来たラグビー部保護者たちに伝える場面もありました。
　ラグビーの指導方法は国によって異なるそうで、日本の中学生たちにもニュージーランドの指導者による練習方法や英語や異文化に接する機会を創出できれば、という思いでウェリントンカレッジは日本でこのようなクリニックを開催されています。今回参加した生徒たちにとって、有意義な交流の場になったことと思います。

元オールブラックスのコーチによる指導を受ける生徒たち

コーチ2名の他、日本人留学生の選手3名も来校して通訳や指導サポートをしてくれました

生徒のプレーを細かくチェックして指導してくれました