学校生活
中学校高等学校では、プログラミングに興味がある生徒を対象に、月1回のペースで放課後の時間を利用したプログラミング教室「プログラミング・ラボ」を開講しています。生徒は誰でも参加可能で、講師はPCエンジニアで成城学園の卒業生でもある吉田靖幸氏が務めます。
今年度のプログラミング・ラボでは「プログラミング・フォロ」というロボットのプログラミングに挑戦しています。プログラミング・フォロは、赤外線センサー、サウンドスピーカー、LEDを搭載した6足歩行ロボットです。Webアプリで作成したプログラムを使って、ロボットの動きや音、LEDの表示を自由に動かすことができます。生徒は一人一台、自分のロボットを組み立てることから始め、本格的なロボットのプログラミングを学んでいきます。
今回は、6月16日(月)に開催されたプログラミング・ラボを取材しました。この日は中学生23名が参加し、ロボットの組み立て作業を行っていました。生徒たちは、この日にロボットの組み立てを完成させるため、周りの生徒と相談したり、時には先生に質問しながら、熱心に作業を進めていました。組み立てが完成し、早速電源を入れると、あらかじめ組み込まれたプログラムによって、すぐにロボットが動き出しました。赤外線センサーによって障害物を避けたり、前方にあるものについて行ったりと、自分たちが作ったロボットが動く様子に生徒たちは興味津々。嬉しそうな笑顔も見られました。
次回のプログラミング・ラボでは、ついにロボットのプログラミングに挑戦します。移動や停止、条件に応じた動きなど、実際に自分でプログラムを書き込み、自由にロボットを動かしていきます。生徒たちにとっては、楽しみながら本格的なプログラミング体験をすることができる貴重な機会となっています。
講師の吉田靖幸氏
ロボットを組み立てる生徒たち
集中して作業に取り組んでいました
分からないところは先生に質問
ロボットのボディー、手足の順に組み立てていきます
ついにロボットが完成!
早速電源を入れて、動かしてみます
赤外線センサーによって、前方にあるものについて行くロボット
無事にロボットが動き、笑顔が見られました