6月17日（火）、中高でキリンビバレッジ株式会社のご協力の下、放課後の時間を利用して「紅茶セミナー」を開催しました。当日はマクダナ校からの留学生8名を含む30名以上の生徒が参加して、様々な角度から紅茶について学びました。
　講師にキリンビバレッジ重本さんをお迎えして、前半は紅茶の基礎知識や紅茶葉の製造方法についてレクチャーを受けました。「キリン 午後の紅茶のパッケージに描かれている貴婦人は誰？」「紅茶の発祥地はどこ？」「世界三大紅茶とは？」など要所要所で出されるクイズにみんなで解答しながら、紅茶の歴史やお茶の分類について学びました。「キリン 午後の紅茶」にはスリランカの茶葉が使われているとのこと。さらに使われるお茶は上質と言われる先端から2番目の葉までを摘み取る茶摘みが手作業で行われていることなど、おいしさの秘密を教えていただきました。
　後半は生徒たちも参加して「おいしい紅茶をいれる」「紅茶と相性のいい食べ物のペアリング体験」をしました。おいしい紅茶をいれる秘訣はたくさんの酸素を含んだ水を使うこと。ペットボトルをよく振ったミネラルウォーターを使う、沸騰した後は高いところからお湯を注ぐなどのアドバイスをいただきました。酸素を含んだ熱湯をティーポットに勢いよく注ぐと、茶葉が水面に上がります。その後、茶葉が上下するジャンピングが見られるとおいしい紅茶が抽出されるとのことです。そこで講師の方の見本通り、生徒たちもおいしい紅茶のいれ方に挑戦し、茶葉のジャンピングを目撃することができました。最後は紅茶と食べ物との相性を知るペアリング体験。「午後の紅茶」はフレーバーごとに相性の良い食べ物があるとのこと。この日は「午後の紅茶 ミルクティー」と合うというチーズのお菓子Cheezaを用意していただき、食べ物の味を紅茶がすっきりと流し去ってくれることを体感しました。
　紅茶の魅力を楽しみながら学ぶ、「紅茶セミナー」。キリンビバレッジの社員の方々が各グループを回り、生徒たちの「おいしい紅茶をいれる」ためのサポートをしていただきました。生徒たちにとっても特別な紅茶を楽しむきっかけになったと思います。