きっかけは「伝えたい気持ち」 —「セカクル」による英語プログラム—

学校生活

きっかけは「伝えたい気持ち」 —「セカクル」による英語プログラム—

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  • 2023.12.19

    きっかけは「伝えたい気持ち」 —「セカクル」による英語プログラム—

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 12月16日(土)の午前と午後の2回に分けて、英語プログラム「セカクル」を実施しました。セカクルとは、様々な国籍やバックグラウンドを持つ学生で構成された早稲田大学のサークルです。英語を使ったアクティビティやプレゼンテーションを通して、中高生の英語学習に対するモチベーションを上げ、さらに国際社会で活躍する人材を育成することを目的として日本全国の中学校・高等学校へ赴き活動しています。この日は「英語でいろんな人と話してみたい!」と集まった成城学園中学校の生徒80名以上が参加し、「グローバルな価値観・多様性・自己の発見と成長」をテーマに3時間半のプログラムを行いました。
 当日はセカクルの学生16名が参加。最初に学生メンバーの紹介があり、学生たちのリーダーシップのもと、様々なアクティビティに取り組みました。「積極的に英語を使いましょう!間違いは大歓迎です。楽しみましょう!」。セカクルメンバーの呼びかけで1つ目のアクティビティ「Crossword Game」がスタートしました。アクティビティは、グループで取り組むものと個人で参加するものがあり、Crossword Gameでは9チームに分かれてグループのメンバーと協力しながら英語のクロスワードパズルの回答を導き出しました。続いて様々な国のお祭りや建物などの写真を見て、それが何かを当てる「Culture and Landmark」、自分の落とし物の特徴を係の人に伝えて落とし物を回収する「Lost and Found」や英語の会話文に含まれたスラング(くだけた場面で使われる口語表現)の意味についてグループの仲間と協力して言い当てる「Slang Quiz」、海外で家族に頼まれたお土産を買うシミュレーションゲーム「Buy the Souvenir」などを行いました。最後は海外に留学した学生と、海外からの留学生による留学経験の話を聞きました。
 最初は緊張ぎみだった生徒たちも、学生との対話に慣れてくるとたちまち雰囲気が和やかになり、身振り手振りも使って楽しみながら英語でコミュニケーションを図っていました。普段の英語の授業とは違った活動の中で、「伝えたいから英語を使う」経験ができた貴重な機会となりました。

  • Crossword Gameでは学生にヒントをもらいながらグループで協力して回答を導き出しました
    Crossword Gameでは学生にヒントをもらいながらグループで協力して回答を導き出しました

  • Lost and Foundゲームは、落とし物係役の学生に落とした物の大きさや形、色などの特徴と何に使うかを英語で説明
    Lost and Foundゲームは、落とし物係役の学生に落とした物の大きさや形、色などの特徴と何に使うかを英語で説明

  • ジェスチャーも使いながら、伝えたいことを表現しました
    ジェスチャーも使いながら、伝えたいことを表現しました

  • スラングの意味を当てるクイズでは、どんな場面で使うか学生にヒントをもらいました
    スラングの意味を当てるクイズでは、どんな場面で使うか学生にヒントをもらいました

  • スタートして間もなく参加者みんなが打ち解けて和やかな雰囲気に
    スタートして間もなく参加者みんなが打ち解けて和やかな雰囲気に

  • リクエストに合った土産があるか店員役の学生に質問
    リクエストに合った土産があるか店員役の学生に質問

  • 学生から投げかけられる様々な質問に回答しながら買い物しました
    学生から投げかけられる様々な質問に回答しながら買い物しました

  • 学生の留学体験談を聞く生徒たち。大学生活に興味津々のようでした
    学生の留学体験談を聞く生徒たち。大学生活に興味津々のようでした

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