オンラインで国際交流 — 海外の生徒と遠隔でコミュニケーション —

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オンラインで国際交流 — 海外の生徒と遠隔でコミュニケーション —

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  • 2020.07.30

    オンラインで国際交流 — 海外の生徒と遠隔でコミュニケーション —

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 7月15日(水)、25日(土)に高2対象の自由研究“Enjoy English!”と高3対象の“Tablets in English”(ともに担当:山岸マリアン先生)を受講する生徒たちがオンラインでハワイの男女高校生と英語で会話を楽しみました。英語で話すことが好きだったり、英語に興味のある生徒たちが選択するこの自由研究は、いずれも「英語を使って楽しくコミュニケーションを取る」講座。これまでは、交換留学の協定を結ぶマクダナ校(アメリカ・メリーランド州)から留学生が来校した際に、留学生を交えてディスカッションや映画作りのアクティビティなどの場を設けていましたが、今年はコロナウイルスの影響で留学生が来日できず、その代わりに海外の生徒とICTを使って交流する機会を設けました。
 4月、5月と自宅学習期間中もオンラインツールを使ってホームルームなどを行ってきた生徒たちは、タブレット越しでの会話には慣れた様子。でもオンラインで海外の人と英語でコミュニケーションを取るのは初めての試みです。画面上で「はじめまして」の挨拶と簡単な自己紹介のあと、色々な質問を英語で投げかけました。「Have you ever been to Japan?(日本に来たことある?)」「What do you think about Japanese culture?(日本の文化ってどう思う?)」「What Hawaiian food do you recommend?(おすすめのハワイの食べ物を教えて)」「Who is your favorite K-pop idol?(好きなK-popアイドルは?)」など参加した生徒全員が順番に質問しました。進行役の生徒がまんべんなく全生徒が会話に参加できるように話を振り、テンポよく会話を繋げていきました。同世代の生徒同士、初めてとは思えないほど打ち解けた雰囲気でコミュニケーションを取ることができた生徒たち。「オンラインだと話す間の取り方がむずかしいから直接会うほうが話しやすい」、「画面越しだとかえって緊張した」などオンラインならではのコミュニケーションの難しさもあったようですが、終始にこやかな笑顔で会話している姿が印象的でした。この企画により生徒たちの英会話を学ぶモティベーションがさらに上がったと感じます。第2弾も2学期に計画中とのことで、コロナ禍により海外渡航が困難な中でも、ICTをうまく活用しながら国際交流の取り組みを止めない努力を続けています。

  • コロナウイルス感染防止に配慮し、間隔を空けて着席
    コロナウイルス感染防止に配慮し、間隔を空けて着席

  • 限られた時間の中、全員が会話に参加できるよう生徒が進行役をつとめました
    限られた時間の中、全員が会話に参加できるよう生徒が進行役をつとめました

とてもリラックスしながら会話を楽しむ生徒たちと先生

  • 高2約20名、高3約10名が参加してコミュニケーションを取りました
    高2約20名、高3約10名が参加してコミュニケーションを取りました

  • ICTの利用で遠く離れた相手とも隣に座る同級生と同じように会話できる
    ICTの利用で遠く離れた相手とも隣に座る同級生と同じように会話できる

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