仙川沿いを歩いているとき、知っている高校生と出会った。部活の朝練で走っていたようだ。お互い「おはよう」なんて言ってすれ違ったのだが、その時わたしの10mほど前を歩いていたランドセルを背負った子供が急に振り返り「どっかの先生なの?」と尋ねてきた。高校生との挨拶からそう類推したのだろう。「そうだよ。中学校の先生だよ」なんていうことをきっかけに、学校までの10分程をその少年とお喋りをしながら歩くことができた。これが初等学校生の良いところだろうと思うのだ。

 知らない大人と物おじせずに対等に感じよく話すことのできる力。
大切なコミュニケーション能力だ。