新年あけましておめでとうございます。皆様、穏やかな新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 年末年始は、ラグビー・サッカー・駅伝とスポーツ・イベントが目白押しで、勝っても負けてもそれぞれの選手に涙・涙のドラマがあり、そこに辿り着くための努力は、言葉では言い尽くせないほど計り知れないものがあったに違いありません。昨年末の高校ラグビー東京都予選では、本校ラグビー部が決勝戦まで駒を進めたものの、残念ながら優勝は成りませんでした。しかし、本校の卒業生ばかりでなく、他校の先生方や各部活動の関係者からも多くの温かい励ましのお言葉を頂くことで、その活躍ぶりや反響の大きさをあらためて実感しました。今更ながらですが、もし最後の相手チームのペナルティー・ゴールが外れ、抽選で東京代表になり、花園に出場していたら何回戦まで勝ち上がれただろうなどとの思いを馳せて、テレビや新聞の大会結果を見ながら各県代表の戦況を眺めていました。
 また、特に今年のスポーツの特徴として、どの種目でもTVアナウンサーが異口同音に「この選手たちが5年後の東京五輪に向けて・・・」と実況していたのが印象的でした。2017年に創立100周年を迎える成城学園は、今の中高生の中からも五輪で活躍する選手が出るであろう2020年に向け、グローバル社会の中でも、しっかりと活躍できる人材を成城教育で育てて行かなければならないと思います。
 最後になりますが、いよいよ2015年度入試が間近に迫って参りました。受験生の皆さんが実力を遺憾なく発揮できますよう、また吉報が1つでも多く届きますように受験生諸君のご健闘をお祈り申し上げます。