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  • 2011.06.13

    学校歳時記 1 雨の季節でも中学生は元気

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あじさい

沖縄地方は平年より2週間近くも早く梅雨が明けたそうだ。東京の雨の季節は、これからが本格的だけに、今から蒸し暑いと鬱陶しさが増してくる。加えて、今夏は節電対策で冷房の設定温度は高め。涼を求めたくなるが、被災地の方々のことを思えば、同じ日本に暮らしているのだから、我慢することも時には必要だと自分に言い聞かせる。

 梅雨入りする頃になると、英検の校内受験が毎年の風物詩になってきた。中学校舎では主に中3生が3級に、高校校舎では準2級と2級にチャレンジする。すでに目標の級を取得した生徒は、当日の受験は免除され、早めに帰宅できる。

10日午後、英検が終了した。降り出しそうな曇りでも、解き放たれたように中庭に飛び出し、鬱憤を晴らすかのようにボール遊びに興じる中学生。さきほどまでは集中できるようにエアコンをONにしていたが、OFFになっても、汗だくになりながら人工芝の中庭でボールを追って走り回る。中学生は元気だ。