中高メディア委員と三省堂書店成城店が夢のコラボ 第3弾!

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中高メディア委員と三省堂書店成城店が夢のコラボ 第3弾!

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  • 2026.02.16

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 1月下旬からメディア委員作成のPOP(本を紹介するために設置される手書きの葉書サイズのメッセージカード)が三省堂書店成城店に展示されました。(2月下旬まで展示予定)今回もメディア委員のために特別ブースを作って頂き、メディア委員のPOPと「推しの本」が一堂に会して展示されています。成城店の入口付近に設置されていますので、皆さんぜひ三省堂書店成城店へ足を運んでみて下さい‼
 早速、司書教諭・嵜口と企画広報課スタッフとで店舗撮影に伺い、書店スタッフの方にお話を伺ったところ「手書きのPOPはお客様の目を引くようで、立ち止まって見ていらっしゃる方もいます。」とのことでした。

 さて今回は「かわいい」と評判のPOPを書いてくれた六川友蘭さん(中学1年皐組)にインタビューを行いました。

——六川さん、こんにちは。インタビューを受けてくれてありがとう。六川さんは2枚のPOPを書いてくれたんだよね。まずは『ざんねんな生き物事典』からいきましょう。この本を手にしたきっかけと、POPで紹介する本に選んだ理由を教えてください。
六川 小学生の頃に手に取ったこの本はシリーズになっていて、当時小学校のクラス中で流行っていたんです。私もこの「ざんねんな」と、わざわざ残念なところを書く本があるんだなって不思議に思い読んでみたら面白くて、このシリーズを読み始めました。それがきっかけです。またこの表紙のイラストが可愛くて、あとは裏表紙にも内容の一部紹介があって、そこを見ていいなと思い、この本を選びました。

——なるほど。では実際に中身を読んで、面白かったところはありますか。
六川 この本の中に出てくるワオキツネザルは、太陽に向かって腕を伸ばしているそうです。それが太陽信仰みたいで面白いなって思って……でもそのサルは体温の調節が苦手だから、太陽の力を借りてるだけで、腕を広げるのは、そうした方が効率がいいからだそうです。人間が見てるところと、実際の生き物の感覚がちょっと違って、ズレがあって面白いなと思いました。
——そうですね。サルにはサルの生きるための事情があるんだね。
六川 そうなんです。あとはなんでこの行動が体温調整だと分かったのか、調べた人にも聞いてみたいなと思いました。このエピソードが印象深くて、このサルさんをPOPの真ん中に書きました。

——なるほど。POPの色もカラフルでかわいいね。
六川 ありがとうございます。POPに書いた文字「ざんねんだっていい」というのは表紙にかいてあって、いいなと思い採用しました。POPの絵のキャラクターたちのセリフは「ざんねんだっていいじゃん」「神の恵み」「読んでみてね」とかいろいろ書いて、なんか面白そうだなって読み取ってもらいたかったんです。あとPOPって最初どういう意味かわからなくて、ポップな感じかな~と思って、あえてベタ塗りせずに、シャッシャッて書いて、ちょっとポップな感じに仕上げました。

——なるほど。だからベタ塗りしないで、抜け感みたいなものを出してくれたんだね。いろいろ工夫してくれてありがとう。さて、『ざんねんな生き物事典』を編集した方が成城大学の卒業生だっていうこと(『エスフル』Vol.17 2022参照)ですが、それを聞いてからもう一度読んだときに、読み方が変わったとか何か変化はありましたか。
六川 特に変わりませんが、編集者って何をするのかわからないので、今度聞いてみたいです。

——そうですね。成城つながりで、いつかご本人に聞けるといいですね。
六川 はい。ここの図書室にある『ざんねんな生き物事典』シリーズは5冊あって、それは全て読みました。このシリーズを監修している今泉忠明さんが書いている他の本もこの図書室にあって、絶滅危惧種の本や、絶滅した生き物たちの生態が書かれた本もあって、それもわかりやすくて面白かったので、また今度POPに書いて紹介してみたいなって思います。

——ありがとうございます。ではもう一冊の本『海のへんな生きもの事典 ありえないほねなし』について話しましょう。この本を手に取ったきっかけなどを教えてください。
六川 この本には「中村校長先生おすすめ」という付箋が付いていて、校長先生がお薦めする本はちょっと読んでみようかなって思って読み始めました。あとこの表紙のイラストがいい意味で独特だったので惹かれました。あと事典って大体読みやすいものが多いんですよ。だから読んでみました。また私は今まで脊椎動物の本しか読んでなかったので、新しいジャンルを読んでみたいなって思って読み始めました。

——読んでみてどうでしたか。
六川 『ざんねんな生き物事典』と比べて文字数が多かったけど、わかりやすい表現が多くて読みやすかったです。この本の最後に動物界の系統樹があって面白かったです。ほねなし(無脊椎動物)って思ったよりも幅広くていろいろな種類があることがわかり、すごく勉強になりました。
——その中から、このイラストを書いてくれたっていうのは、なにかポイントがあるのかな。
六川 あります。最初にこのイカがすごく印象に残っていて、本の表紙もイカとタコなので、どっちかを入れてみたいなって思いました。また、このイカが吐いている墨に、私が見た「中村先生おすすめ」って文字を吹き出してるようなイメージにしました。中村先生おすすめパチパチみたいな感じです!

——なるほど、イカの墨のところに書いてあるね。
六川 あとはPOPにアカクラゲも書きました。この本からクラゲは9割以上は水なんだと知りました。こっちはアマエビです。アマエビは4歳と5歳の年齢別でオス、メスが分かれるそうです。4歳まではオスで、5歳ではメスになるそうです。人類もそうすれば少子化とか解決できるじゃないかと思いました⁈またホッコクアカエビは6歳になったら、みんな女子となるそうです⁈なんか生き物の多様性を感じました。すごい勉強になります。

——なるほど。こちらも勉強になります!今後さらに読んでみたい本はありますか。
六川 そうですね。さっき言った通り、この今泉さんの生き物の本を更に読んでみたいなと思います。またイラストが少なく、文字が多めの本も読んでいきたいと思います。そうして大人への歩みを一歩一歩進めていきたいと思います。
——いいですね。図書室としても応援しています!今日はありがとうございました。

  • インタビューに答えてくれた六川友蘭さん
    インタビューに答えてくれた六川友蘭さん

  • 2枚の素敵なPOPを書いてくれました
    2枚の素敵なPOPを書いてくれました

本に出てくる生き物の魅力を語ってくれた六川さん

  • 「校長先生がお薦めする本はちょっと読んでみようかなって思って読み始めました」。本を手に取ったきっかけや、POPを描く際に工夫した点も教えてくれました
    「校長先生がお薦めする本はちょっと読んでみようかなって思って読み始めました」。本を手に取ったきっかけや、POPを描く際に工夫した点も教えてくれました

  • 生徒たちの手作りPOPは、三省堂書店成城店に展示されています
    生徒たちの手作りPOPは、三省堂書店成城店に展示されています

(文責・嵜口康子)

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