高校課外教室「学校に泊まろう」を実施しました

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高校課外教室「学校に泊まろう」を実施しました

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  • 2026.01.15

    高校課外教室「学校に泊まろう」を実施しました

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 1月8日(木)から9日(金)にかけて、1泊2日の課外教室「学校に泊まろう」を実施しました。このプログラムは、大規模災害により学校が避難所になった状況を想定し、防災学習と学校での宿泊体験を通じて、自らを守る心構えと、平時の備えを学ぶことを目的としています。今年は30名の生徒が参加して行われました。
 1日目は、アウトドア防災ガイドのあんどうりすさんを講師に迎え、6人1組で実践的な防災ワークショップを行いました。
 最初は、校庭にいるときに大規模な地震が発生したと想定する「津波避難ゲーム」を行いました。備蓄倉庫や自宅、マンションや山などが描かれたマップを使い、どのルートでどこに避難するかをグループで検討しました。講師のあんどうさんは「季節や天候、まわりの状況により優先事項は変わる」と語ります。冷静な判断と行動が生死を分けることを知りました。また、有事の際にどこを目指すか、事前に家族で共有しておくとお互いの避難時間を短縮できることも学びました。
 続いて、建物やブロック塀の倒壊、天井の崩落を想定した身の守り方や、家具の転倒防止器具の正しい設置法を確認しました。さらに、倒木や家具の下敷きになった人を救助する手法も実践的に学びました。
 また、情報リテラシーと衛生管理についても講習を行いました。災害時のデマに惑わされないための注意点や、正しい情報を得るためのアプリ活用術を習得。避難生活の質を左右する「し尿処理」については、固化剤やポリマーシートを用いた処理の違いを、コーヒーを使った実験で比較・検証しました。
 いつ起こるかわからない災害に対し、シミュレーションを通してリアルに想像し、万全な備えに向けた課題を一人一人が認識する貴重な2日間となりました。

  • アウトドア防災ガイドのあんどうさんを迎え、約2時間の防災学習を行いました
    アウトドア防災ガイドのあんどうさんを迎え、約2時間の防災学習を行いました

  • 最初はマップを使った津波避難ゲームに挑戦
    最初はマップを使った津波避難ゲームに挑戦

  • グループメンバーと、どこへ向かうか、なぜそうするかを議論しました
    グループメンバーと、どこへ向かうか、なぜそうするかを議論しました

  • せっかくの転倒防止器具も正しく設置しないといざという時に役立たないと語るあんどうさん
    せっかくの転倒防止器具も正しく設置しないといざという時に役立たないと語るあんどうさん

  • 意識を失った人を起こすコツを学びました
    意識を失った人を起こすコツを学びました

  • 固化剤やポリマーシートを使ったし尿処理も体験
    固化剤やポリマーシートを使ったし尿処理も体験

  • 膝上まで浸水したら…実際に想定される負荷をかけて歩く実験をしました
    膝上まで浸水したら…実際に想定される負荷をかけて歩く実験をしました

  • VRゴーグルをかけて、足元が浸水した状況で歩く体験も
    VRゴーグルをかけて、足元が浸水した状況で歩く体験も

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