オーストラリア短期留学参加者による戸部学園長への報告会を行いました

学校生活

オーストラリア短期留学参加者による戸部学園長への報告会を行いました

  • 前の記事
  • 2025.05.15

    オーストラリア短期留学参加者による戸部学園長への報告会を行いました

  • 次の記事

 中学校では、中学3年生の希望者を対象としたオーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン・ゴールドコーストでの短期留学を実施しています。今年は、3月21日から4月2日までの13日間にわたり、中学3年生(現高校1年生)の希望者全員となる111名が参加して行われました。111名が6つのグループとなり、6つの学校に分かれて学校生活とホームステイを体験してきました。5月1日(木)に各グループで代表を務めた生徒7名と教員2名が戸部学園長のもとを訪れ、短期留学の報告を行いました。
 戸部学園長から現地で体験して感じたことを尋ねられると、皆一様に「英語力が伸びた」と話す生徒たち。「行く前は英語に苦手意識があったけど、帰国後は英語がすんなり耳に入ってくる」「英語で会話していて分からない単語もあったが、その都度辞書で調べた。話し相手に尋ねると別の言葉で言い換えてくれたりして理解できた」など、現地の生徒や教職員に囲まれて学校生活を送る中で必要に迫られて話すことで「生きた英語」が身についたと感じたようです。授業について問われると「ドラムを習った」「ハンドボールの授業があった」「ドローンの操作を学ぶ授業があった」など成城学園での授業とはまた違った体験ができたようで、その体験を楽しそうに報告しました。バディという現地の生徒が一人一人に付き添い、生活や授業をサポートしてくれたとのこと。また休みの日はホストファミリーが動物園や遊園地に遊びに連れていってくれたようで、学校以外でも充実した日々を過ごしたとのことでした。
 最後に学園長から「この体験をこれからどう生かしていくか、じっくり考えて過ごしてください」と激励の言葉が贈られました。
 オーストラリア短期留学は、毎年希望者を募って実施していますが、コロナ禍明けの再開1年目にあたる2022年度は59名、2023年度は96名、そして2024年度は111名と年々希望者が増えており、生徒たちの留学への興味や関心が高まっていることが伺えます。学園長に報告に訪れた生徒たちの熱のこもった言葉からも、充実した体験だったことが伝わってきました。この短期留学で経験したことを、各自がこれからの学校生活や将来の進路に生かしていくことを願っています。

活動報告一覧