学校生活
中学校高等学校では、今年度よりプログラミングに興味がある生徒を対象に放課後の時間を利用したプログラミング教室「プログラミング・ラボ」をスタートしました。PCエンジニアで成城学園の卒業生でもある吉田靖幸氏が講師を務め、月1回のペースで開講しています。生徒は誰でも参加可能で、毎回10名前後の希望者が参加しています。今回は12月19日(木)のプログラミング・ラボを取材しました。
この日のプログラミング・ラボには中学生6名が参加。スロットマシンの作成に取り組みました。スペースキーを押すと1桁の数字0~9が0.1秒間隔でランダムに表示され、もう一度押すと数字の変化が止まるプログラムを作成します。講義が始まると、これまでの内容をもとに、さっそく指定されたプログラムを入力します。入力が終わるとプログラムを実行し、上手く動作するか確認しました。生徒たちはとても集中した様子で作業に取り組み、プログラムを実行してエラーが出ると原因を考え、試行錯誤しながら修正を行っていました。
全員が無事スロットマシンの作成に成功すると、最後に入力したプログラムについての解説がありました。生徒たちは、プログラム言語の意味や、「比較演算子」「条件分岐」等を使ったコードの注意点について詳細な解説を聞き、基礎知識を深めました。講師の吉田さんはプログラミングについて「最初は分かりにくくても、練習するうちにコードをどう書けばいいか分かるようになります」とアドバイスしました。
プログラミング・ラボは3学期も引き続き行われ、今後はロボットにプログラミングを行う挑戦も予定しています。生徒たちにとっては、プログラミングの知識を深めながら、実践を通してプログラミングの楽しさや難しさを体験することができる貴重な場となっています。
講師の吉田靖幸氏
さっそくプログラムのコードを入力していきます
集中して作業に取り組む生徒たち
一人一人の作業を確認しながら丁寧に進めてくれました
プログラミングの実行に成功し、笑顔も
最後に入力したプログラムの解説をしていただきました