中学3年生オーストラリア短期留学 帰国報告会

学校生活

中学3年生オーストラリア短期留学 帰国報告会

 中学校では、中学3年生の希望者を対象としたオーストラリア・クイーンズランド州ブリスベン・ゴールドコーストでの短期留学を実施しています。コロナ禍での中断を経て2023年3月に再開し、再開後2回目となる今年の研修旅行は、3月21日から31日の11日間、中学3年生(現高校1年生)の希望者全員となる96名が参加して行われました。留学先で、生徒たちは分かれてホームステイをし、現地の学校に通います。地元の生徒がスクールバディとして成城生1人ずつについてくれて、成城生だけの英語レッスンを受けられるなど、充実したプログラムを受講できるのがこの短期留学の特徴です。現地での限られた時間を最大限有効に使うため、生徒たちはオーストラリアやクイーンズランド州の文化について調べたり、英会話レッスンを受けたり、様々な事前学習に取り組みます。その1つが「Research Project」。Study Groupという4、5人ずつのグループに分かれ、興味あるテーマについて日本とオーストラリアでインタビューを実施。自ら情報を収集してそれぞれの文化を比較する、というプロジェクトです。日本で、そしてオーストラリアの現地で取材・調査したことから分かったこと、気づいたことや現地での体験を発表する「オーストラリア短期留学 帰国報告会」が、4月20日(土)、27日(土)の2週にわたって開催され、短期留学に参加した生徒や保護者の方の前で発表が行われました。
 「朝食」「テレビ」「充実の価値観の違い」「家庭料理」「観光地」など調査テーマは様々。日本と全く違うこともあれば意外と似ていることもあり、直接見て聞いてきたからこそ実感を伴って理解できたこともあったようです。Research Projectのほか、「学校生活」「現地の人々」「ホームステイ」「英語でのコミュニケーション」など、体験談について報告する生徒もおり、写真を示しながら生き生きと語る生徒たちからは現地での体験から刺激を受けた様子が伝わってきました。「オーストラリアの人たちがみな温かくフレンドリーに接してくれた」「英語に自信がなくて不安だったけど、コミュニケーションをとるには正しく話すことより相手に伝えようとする思いが大切だとわかった」「貴重な体験ができて行って良かった。行かせてくれた家族に感謝したい」など思い思いの感想も述べて報告会が終了しました。
 事後学習として、この日の発表のほかに生徒たちは動画やポスターの制作も行い、学内で掲示・配信する予定です。

  • 1人2分ほどで全員が発表を行いました
    1人2分ほどで全員が発表を行いました

  • 会場には生徒、教職員のほか保護者の方も足を運んでくださいました
    会場には生徒、教職員のほか保護者の方も足を運んでくださいました

学校での生活やホームステイ先での体験、日本とオーストラリアの学校での学び方の違いについて語る生徒も

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