6月23日（金）、中学校高等学校で生徒と教員を対象にした第1回栄養セミナーを開催しました。講師は家庭科の諏訪未矩先生です。
　栄養セミナーは、スポーツ選手向けの栄養や食事をテーマにしたセミナーで、今回が初めての開催です。第1回はスポーツをする人の食事やコンビニごはんを選ぶポイントについてお話しがあり、50名以上の生徒や教員が参加しました。
　スポーツをする人の食事のポイントとして最初に挙げられたのは、1日3食が食事の基本であること。体づくりに重要な栄養素についてや、それらがどのような食品から摂取できるかについて説明がありました。中盤では、日本人に不足しがちなカルシウムを充分にとれているかの自己チェックや、身体活動レベル、体重等から1日に必要な摂取エネルギー量の目安を計算してみる時間もあり、それぞれが自身の食生活を振り返りました。また、事前アンケートの結果で関心が高かった、コンビニでのごはんの選び方や補食をとるタイミングについては、「筋力をつけたい場合」「持久力をつけたい場合」等、様々なパターンで食事の例を示しながらアドバイスがありました。運動部に所属する生徒が多く参加した今回のセミナー。日々スポーツに励む生徒たちが、すぐに実践できるポイントがたくさん詰まった内容でした。栄養セミナーは年度内に3回開催を予定しており、次回は「女性アスリートと食事」について行う予定です。