学校生活
2月5日(水)14時20分~15時10分、澤柳記念講堂にて中学2、3年生を対象とした「キャリアガイダンス」を開催しました。「キャリアガイダンス」は、社会で活躍している卒業生のお話を聞くことにより、「働くこと」=自分の今後の人生について考えるきっかけをつくることを目的に実施しています。今年度から教科化された「特別の教科 道徳」の授業の一環として行いました。
浅田純史氏(大手IT企業を経て、現在ベンチャー企業事業戦略担当者)、小川英輝氏(現在、あいち小児保健医療総合センター 小児科医師)、黒田幸生氏(海外で日系企業に就職、帰国後同社勤務)、若林千尋氏(大手外資系IT企業を経て、現在家業の経営管理)にご登壇いただき、成城学園同窓会常任委員の岩本名里子氏司会のもと、各界でご活躍している卒業生のお話をお聞きしました。
「自分らしい生き方 ~ぼくは・わたしは、10年後何をしていますか?~」と題した今回のガイダンス。「大学の学部、学科選び」「大学卒業後の進路選択」「学生時代を振り返って、学生時代にやっていて良かったこと、やっておけば良かったこと」をテーマに各登壇者のご経験談、そして今感じていることを語っていただきました。
「学校生活は自由になる時間がたっぷりある貴重な時期。自分のために使える時間を大切に」、「迷った時はよりチャレンジングな道を選んでみよう!」、「日常生活で“不便だな”と感じることはアイディア発見の第1歩。普段から何事も“当たり前”と思わずビジネスのヒントをつかもう!」。最後は在学生に向けて素敵なメッセージもいただきました。参加した在学生から「卒業生の皆さんが、自分の得意なことを活かして今のお仕事をなさっていてかっこいいなと思いました!」、「一人ひとり違う経験をされていて、その経験を踏まえた考えを聞くことができてよかったです。」、「先輩方のお話を聞いて、自分が将来どうなっていたいかを真剣に考えてみたいと思った。」などの感想が寄せられました。
今回の企画は、登壇いただいた方はもちろんのこと、その他の同窓会常任委員・卒業生の方々のご協力とご尽力の上に成り立っています。卒業生の方のこれまでの経歴やご経験を詳らかに語っていただく貴重な機会となりました。参加した中学生は、今の自分たちと同じ環境、同じ空間で学んでいた先輩たちの姿や言葉をどのように受け取ったでしょうか。各自が自分の将来についてイメージを膨らませるきっかけになることを願います。
先輩の話に集中する中学生たち。「自分に近い存在だから、説得力があり、考えさせられた。」、「他の卒業生の話もきいてみたい。」と刺激をもらえたようです。