学校生活
7月20日(水)、英国ウェールズにあるCCB(クライストカレッジ・ブレコン校)のラグビー部の生徒が来校し、親善試合を行いました。同校創立475(!?)周年記念のスポーツ振興の一環として、日本の高校4校と対戦するジャパンツアーの一環です。
この時期のウェールズの平均最高気温は21℃前後で、高温多湿な日本の梅雨の気候に、CCBの生徒たちは少し体調を崩し気味。連戦の疲れもあってか、試合開始直後は動きに硬さが見られ、先制トライは成城学園!しかしこれでCCBの選手たちの目が覚めたのか、すぐにトライを返されると、PGも決められ、前半は5-22で折り返しました。成城学園は低くタックルが決まっていましたが、試合後に「(相手選手が)重かった…」と語ったように、体格差が壁となり、5‐38でノーサイド。結果は敗戦となってしまいましたが、お互いに熱いプレーを見せてくれた試合となりました。
試合後はカフェテリアでレセプションパーティが行われました。司会を務めたのは女子テニス部の生徒。浴衣を着て登場し、すべて英語で進行しました。また、当日誕生日だったCCBのメンバーにサプライズで「ハッピーバースデー」を歌ってプレゼントを渡したり、スマートフォンで記念撮影をするなど、和気藹々とした雰囲気で交流することができました。
顧問の仲西教諭の「初めての国際マッチ。いい経験ができた。感謝している」という言葉のとおり、ラグビーを通した日英の交流は、生徒たちの目を世界に向ける良い機会となったはずです。