11月21日（土）、澤柳記念講堂で中学校の合唱コンクールが行われました。
今年２月に新装した講堂では初めての開催。生徒たちの歌声が講堂いっぱいによく響きました。
成城学園中学校の合唱コンクールは本気の「戦い」です。各クラスで発表曲を決め、曲のイメージをつくり、歌のハーモニーとパフォーマンスを考え、５人の審査員の先生による厳しい審査を受けます。コンクールが近づくと、朝、昼、放課後と練習する生徒たちの歌声があちこちから聞こえ、「○○組の歌がすごいらしい」なんて偵察合戦もあったりします。「ここは音楽学校か？」と言う人もいるくらい、金賞を目指してみんなが真剣に取り組む行事です。
　初めての合唱コンクール参加となる１年生全員でミュージカル「美女と野獣」の歌を歌ってスタート。全１２クラスがそれぞれ練習してきた歌を、心を込めて歌いました。石井校長が「合唱は１人ではできない」と言うように、指揮者と伴奏者も含めてクラスが一体となり一曲の音楽を奏でる姿はとても感動的でした。合唱コンクールを通じて、クラスの団結力はより一層深いものになりました。