「チャレンジ」を支えているもの —中学1年生 水泳記録会—

学校生活

「チャレンジ」を支えているもの —中学1年生 水泳記録会—

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  • 2015.07.22

    「チャレンジ」を支えているもの —中学1年生 水泳記録会—

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7月17日(金)、18日(土)の2日間、中学校1年生の水泳記録会が行われました。

水泳記録会は、4月下旬から行ってきた水泳の授業、さらに13日(土)、15日(水)、16日(木)の3日間に集中して行われた水泳訓練の総仕上げです。500m、1500m、1km、2kmの4つのコースから個人の泳力に応じた距離を選び、持続泳を行います。

泳ぐ前に、ここまで指導を続けてきた先生から掛けられた言葉は「チャレンジ」。「ここが越えなければならない壁だけど、今までやってきたものがある。自信を持って、チャレンジするという思いを忘れないで。」1日目は晴れ間が広がったものの、台風による強風の影響でプールにもかかわらず波が立ち、2日目は雨模様。コンディションが万全ではない中での実施となりましたが、生徒たちは果敢に挑みました。
目標の距離にチャレンジする持続泳は自分との戦いとなりがちですが、成城学園の持続泳は、ペースを守り、隊列を組んでまっすぐに、1つのチームとして泳ぎます。また、泳ぎ始めてから泳ぎ終わるまでずっと聞こえてくるのは激励の「声」。「いいペースだよ!」「前見て列そろえて!」「ゆっくり、呼吸を整えて」と仲間やプールサイドの先生、サポートしている成城学園ライフセービングクラブの高校生・大学生からの声が、生徒たちを支え、それぞれの目標に向かって進む力をくれました。

23日(木)からは、いよいよ「海の学校」が始まります。仲間とともに鍛錬を積み、水泳記録会で自信をつけた生徒たち。海の学校でライフセービングの実習をはじめとした「いのちの教育」を受け、もう一回り大きくなって帰ってくることでしょう。


  • 中学生を真ん中に、高校生・大学生が周りを囲んで円陣を組む。「がんばるぞー!オー!!」


  • 不安そうな生徒たちを勇気づけるのはこれまで見守ってきてくれた先生の言葉。


  • プールサイドには大声を出す高校生、大学生の姿。


  • 泳ぎの苦手な生徒の横について、一緒に泳ぎながら声を掛けることも。お兄さん、お姉さんからの言葉が心強い。


  • お互いのペースはどうか、列はそろっているか、顔を見合わせたり、声を掛け合いながら泳ぐ。この声掛けで1つのチームとなり、不思議と力が湧いてくる。


  • 泳ぎ終わった後は、先輩とハイタッチ。達成感いっぱいの笑顔がキラキラ。

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