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  • 2026.03.13

    副校長ブログ「ゆめみる」第60号 『ゆめみる』

ブログをお読みいただいた皆様へ

第60号という切りのいい数字で、「ゆめみる」は終了することになります。私、皆川の副校長の任期がこの3月までのため、「ゆめみる」も今号をもって閉じることになります。

私はこのブログの中で、成城学園のことをあまりご存知ない方への学校や行事の紹介、公式見解という訳ではありませんが33年この学園の教師を務めた目から見た成城学園「観」(「感」?)、自然豊かな四季折々の学園の風景などを、思いつくままに紹介してきました。

これまで幾度か、「先生のブログ、読んでいます!」「ゆめみる、ファンなんです!」と保護者の方や生徒から声をいただきました。とてもありがたく、うれしい思いでいっぱいになりました。改めて、このブログに目をとめて下さった多くの方々に御礼申し上げます。

「ゆめみる」の名の由来は第1号に書きました。美しい花を咲かせる春の前の、冷たく暗い冬の時期を「ゆめみる」と表現した合唱曲に感銘を受け、その名をお借りしました。
この3年間、いい夢、華やかな夢を見てきた生徒もたくさんいましたが、悲しい夢、悪夢にうなされたであろう生徒にも残念ながら接してきました。1500人の学校です、1500通りの夢がありました。

「ゆめみる」は、4部からなる合唱曲「季節へのまなざし」(作詞:伊藤海彦 作曲:荻久保和明)の4曲目ですが、その最後はこのような歌詞で終えられています。

ひとは ゆめみる
手を かざし 
炎の中に 土の器を
やがてくる 雪の白さが
悲哀(かなしみ)を 讃歌(ほめうた)に変えるまで 

たとえ悲しい夢であったとしてもきっと讃歌に変えることができる、つらい出来事もその後の大いなる人生の応援歌になる日が来る、そう励まされているような気がしてなりません。

成城学園はいい学校だと思っています。あちこちに〝遊び〟な部分もありますが、それだけ器の大きな、ゆたかな学園であると自負しています。このブログが、そんな成城学園に興味を持っていただくきっかけになっていただけたことを願いつつ、筆をおきたいと思います。

3年間、ありがとうございました。

2023年度~2025年度  副校長 皆川一弘

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