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  • 2022.05.23

    【副校長ブログ25】もうすぐ中間テスト

 みなさま、こんにちは。5月ももう半ばを過ぎました。ゴールデンウィークの頃は初夏の気持ちのいい天気でしたが、最近は梅雨の走りのような、どんよりと曇った日が続いています。
 本校では新年度4月より従来の時程に戻っています。8時25分の登校に始まり、30分からのHRで健康観察、その後45分から50分授業です。この2年間は時差登校のため、ほとんどの期間は45分かそれよりも短い授業時間とせざるを得ませんでした。わずか5分の差ですが、今では余裕を持って授業を展開することができます。また、この間iPadなどのICT機器の利用が進み、グーグル・クラスルームでの課題配信や課題提出といった授業の補完手段を得ることができたことも大きな変化です。
 部活動はしばらくお休みで、23日からいよいよ中間テストが始まります。今日も放課後に学校に残って勉強する生徒の姿が校舎内のあちらこちらで見られます。中学生は、以前は16時30分には下校することになっていましたが、現在は図書室などを利用すれば17時30分まで学校に残って勉強することができるようになりました。今日も図書室は教科書とノート、iPadを机に広げて勉強する中高生で満員です。中央階段を上り、右手に曲がると中学校舎です。ここでは現在、テスト前の復習を行うR週間の真っ最中です。先生と生徒のやり取りが聞こえてくる教室もあれば、黙々と課題に取り組んでいる生徒の姿もあります。少人数の補習ですので、子どもたちにとっては分からないところを質問しやすく、また大事なポイントを先生としっかり確認することができます。高校にはこの制度はありませんが、学年が上がると自分の学びのスタイルを確立することができるようになり、友だち同士で教え合ったり、教科担当の先生に積極的に質問しに行きます。そして各自が自分のペースで放課後の貴重な時間を有意義に使います。以前、自分のクラスの生徒たちが口々に、学校に残って勉強する方が家でやるよりも集中できる、と言っていたことを思い出しました。
 さて、先週フレンドシップデーがありました。学年によって内容が違いますが、遠足や校内での球技大会など、文字通りクラスや学年の親睦を深める学校行事です。私は中2の付き添いとして丹沢の大山に生徒と一緒に登りました。この2年間、宿泊を伴う学校行事を体験していない現在の中高生ですので、夏の学校行事再開に向け、いろいろな意味での試金石となるイベントです。前日の放課後に学校を出発し、宿泊先に移動。往きのバスの車内から元気いっぱいの生徒たち。久しぶりにみんなで出かける行事にテンションも上がります。それでも宿泊先では集団生活とコロナ対応のルールをしっかり守り、翌日の本格登山に備えます。
 この写真は下見の時に撮ったものですが、お天気が良ければ大山山頂から富士山を望むことができます。この景色を見れば、疲れも一気に吹き飛びます。気分転換にどうぞ。

 生徒のみなさんの日頃の学習の成果が発揮されることを願っています。

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