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  • 2021.09.21

    【副校長ブログ20】小さい秋みつけた

 こんにちは。今朝、通勤途中でモズの鳴き声が聞こえました。まだサルスベリの花が咲いているのに、キンモクセイの香りも漂っています。8月の旧盆のころ気温が下がって雨が続いたこともあり、秋を一足早く感じ取ったのかもしれません。

 この夏、中学の宿泊行事に代わってさまざまな活動が行われました。中1は3日間にわたって学園プールや中高体育館を使った水泳や救命救急の実習を行いました。教職員と水泳部ライフセービング部門の高校生がバックアップする中、生徒たちは楽しく、かつ真剣に実習に参加していました。

これは中1のプール実習のひとこまです。この日は朝から真っ青な夏空でぐんぐん気温が上がり、とても暑い一日でした。実習中の生徒たちはライフジャケットを身に付け、気持ちよさそうに水面に浮いています。

 中2は槍ヶ岳・白馬岳・唐松岳に本校生徒が実際に登った時の画像を見ながら山の学校について学び、その後防災に関する講演を聞きました。東日本大震災から十年が経ちますが、当時の記憶がほとんどない今の中学生に地震の怖さを伝え、日頃からどのような心がけや準備が必要かを伝える貴重な機会となりました。翌日はクラスの親睦を目的としてドッジボール大会が行われました。
 中3はブリティッシュヒルズの講師を本校に招き、1学期から準備を進めてきた英語のプレゼンテーションを完成させ、各教室で披露しました。本来であれば自然豊かなブリティッシュヒルズを訪れ、現地で全生徒の前で発表する予定でしたが、今回は学校に通っての活動となりました。
 どの学年も実施に当たって入念に計画を立て、プログラムの内容を精査し、かつコロナ感染リスクを下げるために活動を少人数にするなど、慎重に対応してくださいました。生徒たちも制約が多い中、よくがんばりました。活動を支えて下さった先生方には本当に感謝です。

 2学期が始まって2週間ほど経ちますが、この間週2回の割合でオンライン授業を導入してきました。コロナの第5波は少しずつ落ち着いてきており、学校での活動を徐々に戻していくことを現在検討しています。できる限りの感染対策を講じながら、一日も早く子供たちの笑顔がはじけ歓声がこだまする学校に戻ることを願っています。

 先日、クヌギの根元でこんなものを見つけました。

小さなキノコです。種類は分かりませんが、ある日ひょっこり姿を現しました。

 もうすぐお彼岸、いよいよ秋本番を迎えます。

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