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  • 2021.05.28

    【副校長ブログ17】中間試験終了

 こんにちは。先週、4日間の中間試験が無事に終了しました。今学期は当初、50分×6コマの平常授業で始まりましたが、4月25日の緊急事態宣言発令を受けて、昨年度3学期と同様に45分×6コマに変更しました。一方で中学・高校とも運動部の公式試合が行われており、部活動は時間短縮などの制限をかけて現在も一部実施しています。授業時間の短縮はありますが定期試験に向け対面授業を十分に行い、予定通り中間試験を実施することができました。一年前はまだ全国一斉休校期間中であり、学校再開に向けて毎日が手探りの状態であったことを昨日の出来事のように思い出します。今後しばらくの間は同じ授業形態が続くことになりそうですが、引き続き通常の学校生活に戻していけるよう模索してまいります。
 さて、このところ天気がパッとしません。沖縄から東海地方までがすでに梅雨入りとなり、九州以東は平年より3週間近く早いと話題になりました。東京も雨が降ったりやんだりの日が続くと思うと、晴れて急に暑くなる日もあります。天候不順のためか、キャンパス内の彩りはやや精彩を欠いています。そんな中、アザミの仲間が小さなピンク色の花をつけています。

去年の夏に見たアザミはもっと背が高く、葉には鋭いトゲがありましたが、今回見つけた花は背が低い上、トゲもありません。どうやら別の種類のようです。
 もっとおもしろいものはないかうろうろしていると、カメラを持った中村校長にばったり会いました。学園内を観察していたようで、にこにこしています。そして、おもしろいものがあるからと学園内某所に連れて行ってくれ、そこで教えてくれたのが…

パッと目には何の花か分かりませんでしたが、葉に触れた手を鼻に近づけるとまさしくドクダミです。よく見かけるものと違ってこれは八重咲だそうで、中高付近ではここだけで見られるようです。鬱蒼とした樹々の足下で、たくさんの白く美しい総苞片が季節の移ろいをそっと伝えてくれます。「梅雨入りはもうすぐだよ」と。

 1学期も後半に入りました。もうすぐ6月です。

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