NEWS

  • 2021.04.22

    【副校長ブログ16】彼らがやって来た

 こんにちは。今日は快晴。雲一つない空の下、第一グラウンドでは保健体育の授業が行われており、生徒の歓声やホイッスルの音が聞こえてきます。日差しもあって暖かく、多くの生徒が半袖・短パン姿で元気よく動き回っています。
 さて、4月も半ばを過ぎ、キャンパス内は一層色あざやかになりました。冬の間葉を落としていたクヌギの大木も、下から見上げると今ではこのようになっています。画像中央には一羽のヒヨドリがいて、何やらこちらの様子を伺っています。

 先日は小学生の模擬試験があり、終了までの時間を利用した学校説明会を開催しました。ご参加いただきました保護者のみなさまに改めて感謝申し上げます。学校生活や受験勉強などについて、在校生が自分の言葉で発表する形式に少し驚かれたかもしれませんが、生徒目線で見たありのままの学校生活についてお伝えできたのではないかと思います。今後のご参考になれば幸いです。そして、お手伝いをしてくれた生徒のみなさん、日曜日の朝早くから準備・本番と忙しい一日でしたが、本当にありがとう。
 さて、説明会と個別相談会が終了し、しばらくすると試験を終えたこどもたちが続々とやって来ました。家族の姿を見つけるやいなや、緊張が解けて表情が緩みます。お父さんやお母さん、弟や妹と言葉を交わしながら、楽しそうに帰路に就いていきます。ふと空を見上げると、その上をツバメがビュンビュン飛んでいます。かなりの数のツバメが活発に飛び回っており、やがてあたりに静寂が戻る頃にはすっかり姿を消していました。
 今朝同じ場所に行きましたが、一羽も見かけませんでした。昨日はひょっとしたら、小学生たちに今日はがんばったね、と伝えていたのかもしれません。

 この季節、キャンパス内某所には、

 がひょっこり姿を現します。そして、驚くほどの速さでぐんぐん成長します。かつて七夕の頃になると、成城幼稚園の園児たちがこの青竹を飾りつけに使ったこともありました。

 成城学園のキャンパスには本当にたくさんのいきものが暮らし、また季節によって来客がやって来ます。彼らのためにも、この環境をいつまでも大切に残していきたいものです。

NEWS一覧