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2020.11.10
こんにちは。時の移ろいは早いもので立冬を過ぎ、冬の足音が少しずつ聞こえてくるようになりました。
さて、今年度の文化祭は11月6日、7日に中高単独で開催されました。保護者や卒業生を含め、在校生以外の来場をお断りし、企画内容にも制限を加えての実施となりました。さまざまな困難の中、生徒と教職員が共に知恵を絞り、話し合いを繰り返しながら、できる限りのことを達成できたのではないかと思います。当初は5日が準備日、6日が当日、7日が後片付けという計画でしたが、生徒からの要望で7日に「中夜祭」が実施されることになり、例年通りダンスや歌など華麗なパフォーマンスが披露されました。終了後に実行委員長から企画・運営に協力していただいた事務・用務職員の方々、先生方と全生徒への謝辞があり、最後に来年に向けたメッセージが発せられて今年の文化祭は終了となりました。
今回はその一端をご紹介したいと思います。
コリドー口を入るとすぐに授業展や文化部のさまざまな作品が展示されています。さらに進むと飛翔祭の7色の応援垂れ幕(画像は9月に撮影)が展示されています。1階から吊り下げられている垂れ幕の大きさと鮮やかなデザインが目を引きます。
その奥はメディアアート部による飛翔祭の動画を視聴できるコーナーになっており、当日の熱気を再び感じることができます
中央階段を登っていくと、踊り場の装飾が目に飛び込んできます。この飾りつけは外から入る光を上手く利用し、毎年見て楽しい装飾になっています。階ごとにデザインの違いがあり、手が込んでいます。そして東棟・西棟の各教室などでさまざまな企画が行われています。
学年企画を行う学年もありました。例えば中1はハニカムボードを塗装し、その上に絵を描く黒板アートに挑戦。高1はマララ・ユスフザイさんのスピーチを題材としたレシテーションコンテストを実施し、各クラスの代表者2名、計14名の生徒によるレベルの高い発表の場となりました。
これは高3有志によるものです。このような展示をご覧になったことがある方もいらっしゃると思いますが、本校では初めての企画です。事務・用務職員の方に全面的に協力していただき、東棟と西棟を120本の色あざやかな傘が繋ぐ作品になっています。傘の持ち手の1つ1つにはメッセージが結ばれており、光の加減や見る角度によってさまざまな楽しみ方ができます。生徒たちは正面玄関前のこの作品の下で、盛んに撮影していました。
今回ご紹介したのは企画のごく一部に過ぎませんが、みなさまに今年の文化祭の雰囲気を少しでもお伝えすることができれば幸いです。