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  • 2020.10.05

    【副校長ブログ7】秋雨

 こんにちは。お彼岸を過ぎ、吹き抜ける風が心地よい季節になりましたね。
先日、学園正門に通じるイチョウ並木で銀杏を拾っている人を見かけました。紅葉にはまだ早いですが、このような一瞬に秋の深まりを感じます。
 さて、9月の下旬はぐずついた天気が続き、ほとんど晴れ間がありませんでした。どんよりと曇り、弱い雨が降ったりやんだりのある日のこと、足下にちょっとした「秋」を見つけました。

 保存樹木になっているコナラの根元近くからいくつか姿を現しています。高さは大きなものでも数センチです。雨が続いて一斉に姿を現したのでしょうか。中には土を纏っているものもあります。
 地面の観察がおもしろくなり、そのあたりを歩き回ってみました。ミズヒキの赤が目に留まり、数ショット撮影した後、その周囲の地面に落ちているのに気づいたのがこれ。

クリがあることにこれまでまったく気づきませんでした。この木は以前、人の手によって植えられたのかもしれません。

 別の場所には、何かがにょっきり生えているのが見えます。ここで問題です。これは何の植物でしょうか。ヒントはかすかに見える赤い色です。

 いつもと目線を変えることで、普段気がつかないものを発見できるかもしれません。みなさんも身の周りの小さな秋を探してみてはいかがでしょうか。

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