カナダ短期留学報告

学校生活

カナダ短期留学報告

 今年の夏は、カナダ短期留学を4年ぶりに開催することができました。今回は25名の高校生が参加しました。
8月17日(木)から12日間、カナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリアでホームステイをしながら、午前は研修、午後はバディと街中を散策したり様々な場所を訪れて、英語に浸りながらカナダの文化を体験してきました。現地の様子をお届けします。

 8月17日に成田空港を出発。今回の生徒たちはカナダでしかできない経験をしよう!という気持ちがいつも以上に伝わってきて、見ていて頼もしい限りです。ホームステイ先から研修先のビクトリア大学へは各自地元のバスを使って来るのですが、ここはデジタルネイティブ世代、自分でスマホを駆使しながらほとんど難なく来ることができました。
 研修初日は英語の授業とキャンパスツアーがありましたが、みんな高い意識のもと、生徒同士でも英語を使う様子が見られました。

 週末はホストファミリーと買い物に行ったり、散歩したり釣りに行ったりと、とても充実した2日間を過ごすことができたようです。
 月曜日の朝に再会した時には、自信に満ち溢れた顔をたくさん見ることができたので、こちらの生活に慣れることができていることが分かり、嬉しかったです。
 月曜日の午後にはバディとビクトリアの消防署を訪れ、仕事の内容を聞いたり、普段は乗ることのできない消防車に乗ったりと、海外での仕事に触れることができ、日本との違いも感じることができました。
 火曜日にはバディとビーコンヒルパークというビクトリアの中でも美しいと有名な公園を散策し、バディとスポーツをするなどして過ごしました。
この2日間でバディとの距離も近づき、連絡先を交換するなど、今後につながる大切なものを得ることができました。

 高等学校のカナダ短期留学では、大学での講義を受ける機会があり、この日はビクトリアにあるロイヤルローズユニバーシティにて、ビクトリアのあるバンクーバーアイランドの生態系に関するレクチャーと、それに関するアクティビティを行いました。生徒たちも英語に慣れてきており、レクチャーの内容を理解できている様子が見られ、また実際にわかってきた!と伝えてくれる生徒も多くいました。
 ロイヤルローズユニバーシティの敷地内には、いくつかの映画の舞台となったお城もあり、日本の大学との違いに驚きながら環境学について学ぶことができました。
 このような機会をきっかけに、やりたいことをみつけ、海外の大学進学への足がかりや、英語学習のモチベーションになってくれたらと願っています。

 カナダ短期留学プログラムも最後のフェアウェルパーティが終わり、残すは各自がファミリーと過ごす週末を残すのみとなりました。
 午前中のビクトリア大学での英語の授業では全員が自分のことを英語で表現し、伝えることの大切さを学びました。最後に修了証をもらいましたが、何よりも素晴らしいお土産になったのではないでしょうか。
 午後のバディとのアクティビティでは買い物やハイキングを英語を使いながら楽しむことができました。同年代のカナダの高校に通うバディと過ごすひと時は、かけがえのないものになったことは間違いありません。みんなが英語を使いながらコミュニケーションを取ろうとする姿勢は見ていて心地よいものがありました。
 帰りたくない!という声がみんなから上がってきていますが、帰らなければなりません。
 あとは今回参加したみんなが次回参加したいと思っている生徒にこの経験を伝えてもらい、成城の国際交流を盛んにしてもらえたらこれに勝るものはありません。

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