初等学校だより
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3月8日(土)に第223回劇の会が行われ、4年桂組、5年桜組、6年欅組の劇が上演されました。以前上演された作品のリバイバル、児童たちによる創作劇、先生による新作と、学年ごとに異なる劇の上演となりました。劇のタイトルは以下の通りです。
4年桂組 「ジャングル ジョージ」
5年桜組 「こころの鐘」
6年欅組 「スマイル アゲイン」
4年桂組 「ジャングル ジョージ」
一匹だけみんなと違う毛色のジョージはチンパンジーたちの仲間に入れえもらえずいつも一人で過ごしていました。そんなジョージの唯一の味方はジャングルの真ん中に立つ大きな木の「長老」だけ。長老はジョージに「心をひらいて」とアドバイスしてある日突然去ってしまいます。ジャングルで遊ぶチンパンジーたちの前に、食べ物をねらうオランウータン親子、ジャングルを乗っ取ろうとするマントヒヒが次々と現れて…ジャングルの仲間たちを守るためにジョージが起こした行動とは。本リハで「がんばれー!」と上級生に激励のエールが贈られて登場した桂組の子どもたち。初めての劇の会を堂々と元気いっぱいに演じてくれました。
5年桜組 「こころの鐘」
犬太と犬のトイプーはワンカップで連勝してきた最強のパートナー。ところがそのワンカップでの1回の敗退をきっかけに犬太はトイプーへの信頼を失ってしまいます。負けたことの責任を全てトイプーに押し付けて冷たく接する犬太にトイプーは深く傷ついてしまいます。新しいパートナー、ベルの後を追って不思議な世界に迷い込んだ犬太はいくつもの試練を体験します。その過程で大切なものに気づく犬太。そしてその結末は…。
桜組児童による創作劇は次々と展開するシーンやクスっと笑ってしまうような楽しい演出がたくさんありました。クラス全員で素敵な劇を上演してくれました。
6年欅組 「スマイル アゲイン」
卒業を間近に控えた6年生のあるクラスでは、アルバムを見返して小学校時代の様々な行事を振り返っていました。それぞれの写真にたくさんの思い出がつまったアルバムを見ていると、いつも元気なしょうたと、いつも真面目なともかがある時を境に元気をなくしていることに気が付きました。笑顔の消えた2人を心配するクラスメイトたち。原因は自分たちにあるのでは?と思い2人に謝りに行きますが…。まさに卒業を控えた欅組の子どもたちの将来への不安や期待の気持ちが映し出されたようなストーリーを6年生らしい表現力で演じてくれました。卒業生たちのその後を表現した最後のシーンで温かくほっこりした気持ちにさせてもらえるとても素敵な劇でした。