初等学校だより
初等学校だより
1月31日(金)、3年生が劇の授業の成果を発表する「劇発表の会」が行われました。成城学園初等学校では、3年生から劇の授業がスタートします。劇発表の会では、3年生の3クラスがクラスごとに劇を上演し、他のクラスの劇を鑑賞します。クラスごとの劇づくりは、クラスの仲間と協力して一つの作品を作る楽しさや難しさ、表現することの喜びを味わうことをねらいとしています。
大きな会場で大勢の観客を前にして劇を披露するのは今回が初めてとなる3年生の子どもたち。来年この舞台に立つ2年生と、たくさんの保護者の皆さまが会場にお集まりくださり、3年生の初舞台がスタートしました。さまざまな動物やとり、虫たちの登場する可愛らしいストーリーの中で、子どもたちが生き生きとそれぞれの役を楽しそうに演じました。初めて見る舞台上からの景色に臆することなく、堂々とした演技で、15分ほどの劇をクラスみんなで演じ切りました。
3つの劇が終了した後、3年生から客席の2年生、保護者の皆さまに「来てくれてありがとう」とお礼の言葉があり、会場から温かい拍手が贈られました。舞台上でのお兄さん、お姉さんの素敵な姿を見た2年生。来年の「劇発表の会」での活躍を楽しみに、来年度からの劇の授業も楽しんでくれることを願っています。
椿組「てぶくろ」
桧組「にじの とり」
櫟組「ちょうちょうの ホテル」
椿組「てぶくろ」
雪の上に片一方だけのてぶくろが落ちていました。
てぶくろを見つけたねずみがてぶくろの中へ
寒さをしのぐため温かいてぶくろの中に動物たちが次々と集まってきます
たくさんの動物たちでてぶくろがはじけそうに
人間が通りかかり、動物たちは逃げてしまいました
桧組「にじの とり」
にじを守っていたとりたちが、傷ついて倒れてしまったところで、灰色のとりたちと出会いました
虫たちのせいで汚れてしまったにじを助けに、雷や嵐の中を進むとりたち
汚れたにじのふもとにはきれいなものが嫌いな虫たちが。
虫への攻撃を仕掛けるとりたち
にじを助けたとりたちは灰色から鮮やかな色に変わりました
櫟組「ちょうちょうの ホテル」
花が咲き、ちょうちょうが楽しそうに舞う世界が劇の舞台
遠くまで来てしまったちょうちょうは泊まる場所を探しました
泊まるところが見つからず夜になってしまい不安で泣き出すちょうちょたち。蛍のおまわりさんも心配そう
日が沈んだ後、宵待ち草が咲き始め、ちょうちょうたちは無事花かげに泊まれることに