初等学校だより
初等学校だより
3月3日(金)に第217回劇の会が行われ、4年楓組と6年柳組の劇が上演されました。上演した劇のタイトルは以下の通りです。
4年楓組「どろぼう学校」
6年柳組「われら6年 柳組」
4年楓組「どろぼう学校」
この物語は、おいのこ森というへんな森に住む金と銀の目をしたへんなみみずくが私たちに教えてくれた、おかしなへんなお話。舞台は山にかこまれた村はずれにあるどろぼう学校です。どろぼう学校では、4人の先生の元にたくさんの生徒たちが集まり、どろぼうになるための勉強をしていました。そんなある日、どろぼう学校の先生と生徒たちは遠足へ出かけることに。大きなお屋敷に盗みに入ろうとしましたが、そこに警察官が現われ…。
会場全体を大きく使って、のびのびとした演技を披露した楓組の子どもたち。表情豊かで楽しそうに演じていました。
オープニングに登場した警官たち。強盗による被害が後を絶たず、ガックリと肩を落としています
舞台はどろぼう学校へ。たくさんの生徒たちが先生の元でどろぼうになるべく勉強中
先生からの課題に挑戦する生徒たち
先生のお気に入りを盗むという課題にも取り組みました
遠足に出かけることになったどろぼう学校の先生と生徒たち
大きなお屋敷かと思っていたところはなんと大きな刑務所!
6年柳組「われら6年 柳組」
初等学校最後の劇を上演することになった6年柳組。上演する劇をめぐり、意見の違いでたびたび衝突してしまいます。それでも相談しながらなんとか劇を進めようと奮闘しますが、無事に上演できるでしょうか…。劇中劇がいくつも展開され、観客をどんどん引き込んでいくストーリーと、自分自身の役柄を演じる子どもたちのリアルな演技がとても魅力的な劇でした。柳組はこれまでもこんなふうに互いに衝突しながらも色々なことを一緒に乗り越えてきたんだろう…と想像が膨らむ劇でした。
織姫、彦星、金太郎、花咲かじいさん、桃太郎一行が一堂に会した劇を展開
とても自然な演技が印象的でした
宇宙探検隊は探検ロケットで宇宙へ
最終的に上演することになったのは『蜘蛛の糸』
地獄から天国へつながる蜘蛛の糸を上へ上へと登るカンダタ
衝突しながらも仲間を思いやる柳組の子どもたち
この日は先生たちによる教員劇「どんぐりと石ころ」も上演されました。
いしころとどんぐりが、まだ見えていない世界を語っているシーン
どんぐりがどんどん大きくなって土の上の世界に伸びていってしまったシーン