初等学校だより

初等学校だより

 3学期にオンライン授業となり、さまざまな学校行事が延期や変更となった初等学校。今年度3回目の劇の会は、十分な練習期間を確保できないことなどから4月に延期することになり、3月11日(金)に6年生だけの劇の会を行いました。上演するのは6年桧組の子どもたち。6年生は講堂で鑑賞、その他の学年は各教室でモニターを通して鑑賞しました。保護者の方も見守る中、桧組が立派に演じ切りました。

6年桧組 「18年後に会いましょう」

コロナ禍でこれまでの日常が失われ、この先の未来がどうなっていくのか心配する現在の桧組の子どもたち。一方、18年後の桧組の卒業生は、初等学校の時に描いた夢をしっかり叶えていました。30歳になった卒業生たちが集まりタイムカプセルを開いてみると…誰も撮った覚えのない写真がみつかり、いつどこで撮ったのか謎を解くために初等学校へ向かいます。初等学校を舞台に、現在の桧組の子どもたちと18年後の大人になった桧組のみんなが遭遇し、不思議な交流をするお話です。将来の同級生に会って伝えられたメッセージは「今を思いっきり楽しむこと!」。そうすれば毎日がたのしい!になる、と大切な言葉をもらいました。約30分にわたる創作劇、「フィクション」でありながら今の桧組だからこそできるリアルなセリフが印象的でした。言葉だけではなく、セリフのない場面でも一人一人が演じる役になりきり、最初から最後まで観客を惹きつけました。

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