初等学校だより

初等学校だより

 初等学校では、普段は保護者の方が自由に授業の様子を見学できる環境を整えています。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、現在は児童以外の学校内への立ち入りは原則行っていません。子どもたちがどんな様子で授業を受けているのか、少しでも保護者の方に伝えられるよう、7月31日(金)に4年松組でオンライン授業参観を行いました。
 教室には3台のカメラを設置。オンライン会議システムを利用して子どもたちの様子をご覧いただきました。保護者の方には、自宅PCのカメラをオフにしていただき、教室内のカメラの映像だけが映るようにして、モニター上で参観しやすいようにご協力いただきました。
 参観していただいた授業は数学です。この日のテーマは「重さ」でした。授業が始まる前までは、たくさんのカメラに興味津々の子どもたちでしたが、授業が始まると集中して普段と同じ表情や反応を見せながら取り組み、カメラがあることなど忘れている様子。3台の映像に加え、時には4台目のカメラが追加されて子どもたちの手元をアップにするなど、授業の様子を保護者に伝えるための工夫がたくさんありました。
 授業が終わった後の子どもたちは再びカメラの前に来て、保護者に手を振ったり声をかけたり…やっぱり見てもらうのは嬉しいようです。
 保護者の方からも「ノートがきちんと書けるようになっていて驚いた」「子どもたちの雰囲気が見られてよかった」「授業の様子が見られて安心した」「このような状況で新しい取り組みに感謝」という声をたくさんいただき、保護者とのつながりも感じる授業参観になりました。

  • 3台のカメラで授業の様子をとらえます
    3台のカメラで授業の様子をとらえます

  • 集中して取り組む松組の子どもたち
    集中して取り組む松組の子どもたち

チャット機能を使って、音声の聞こえ具合などを保護者の方に確認しながら進めました
チャット機能を使って、音声の聞こえ具合などを保護者の方に確認しながら進めました

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