初等学校だより

初等学校だより

 とある5月の日、気持ち良い五月晴れが広がる学園内で、先生が動画を撮影していました。休校が続く初等学校では、オンラインでの双方向授業を行っていますが、並行して、美術、音楽、体育、散歩などは、在校生への限定公開で動画の配信も行っています。今回は、1、2年生の授業科目の1つ、「散歩」の動画撮影の裏側を少しお見せしちゃいます。
 この日撮影していた授業のテーマは「実のなる木」。初等学校をはじめ、成城学園は自然でいっぱいです。梅、あんず、やまもも…学園のあちこちを歩いて実のなる木を撮影していきます。撮影は、カメラを三脚につけ、なんと一人で敢行!周りに誰もいない状況でカメラに向かって一人で話します。普段なら、元気な子どもたちに向かって話しているのに…と、実はとても寂しくもあり…。でも、この動画を見て「学校に行くの楽しみだな!」「早く勉強したいな!」とワクワクした気持ちになってくれれば…と、画面の向こうにいる子どもたちのことを思い浮かべながら、一人撮影に励む先生なのでした。

  • カメラに向かって話す視線の先には画面の向こうの子どもたちが見えています
    カメラに向かって話す視線の先には画面の向こうの子どもたちが見えています

  • 散歩の授業では、実を食べたり、砂糖漬けにしたり、自然の実りをおいしくいただくこともしばしば
    散歩の授業では、実を食べたり、砂糖漬けにしたり、自然の実りをおいしくいただくこともしばしば

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