初等学校だより

初等学校だより

 4月6日(月)。本来であれば、新学期が始まるはずだったこの日。しかし、初等学校はとても静かでした。新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収まる気配がなく、初等学校も5月10日まで休校措置が延長となり、子どもたちの姿はありません。
 始業式を迎えることができなかった子どもたちですが、次の学年に上がり、学校の再開を心待ちにしています。そんな中、少しでも子どもたちの不安を解消しようと、2年欅組が、遠隔授業を行いました。
 担任の林先生から「みんな、2年生になったね。おめでとう!」と言葉を掛けられ、嬉しそうな子どもたち。今日は「おうちでカタカナあつめをしよう!」というテーマで、授業をしました。「おうちははしらない」「(カタカナの名前のものを)2つもってくる」「じかんは3ぷん」という3つの約束をして、スタート!すぐに2つ集めて戻ってきた子もいれば、とーっても大きなものを持ってきた子、じっくり探している子…みんなそれぞれに楽しんでいます。3分経つと、みんな2つずつ見つけて戻ってきました。1人1つずつ、見つけてきたものをカメラに見せながら、発表。ボール、ユニフォーム、ウクレレ、サングラス、サランラップ…中にはティラノサウルスも!書ける子は、お友だちが発表したものをノートに書いてみて、カタカナをいっぱい練習しました。
 お友だちと会えない寂しい期間が続いてしまいますが、こうやって画面を通して先生やお友だちの顔を見たり、声を聞いたりするだけでも、少し気持ちが落ち着くはず。今後も、遠隔授業を続けて、少しでも子どもたちと楽しく学べる時間を作る予定です。

  • 「わかる人、手挙げて~!」子どもたちも元気に反応!
    「わかる人、手挙げて~!」子どもたちも元気に反応!

  • 見つけてきたカタカナを一人ずつ発表。低学年でも子どもたちの順応性はとても高く、遠隔授業にバッチリ対応していました
    見つけてきたカタカナを一人ずつ発表。低学年でも子どもたちの順応性はとても高く、遠隔授業にバッチリ対応していました

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