すべてが子どもたちの糧に　—オーストラリア・ホームステイの旅 報告会—

初等学校では、国際理解教育の一環として、夏に５・６年生の希望者がオーストラリア・ホームステイの旅に出かけます。この体験を実り多いものにするため、「コアラタイム」と名付けた事前事後学習を行っています。2月23日（火）には、報告と集大成としてまとめた冊子やお土産を渡すため、子どもたちが油井学園長のもとを訪れました。いつも元気いっぱいな成城っ子たちも、学園長室の厳かな雰囲気に少し緊張気味。しかし、油井先生の優しい笑顔に少し緊張もほぐれ、「ホームシックになることもあったけれど、バディが積極的に話し掛けてくれて、楽しむことができた」「最初は会話がはずまなかったりしたけれど、最後は泣いて別れるくらい仲良くなれた」など、オーストラリアで感じたことや学んできたことを一人一言ずつ、自分の言葉できちんと報告することができました。
油井学園長からは「楽しむことができたみたいで何より。中学に行けばまた留学する機会もあるし、君たちは初等学校ですでに海外での経験をして一歩進んでいるから、ぜひ挑戦してほしい」という激励の言葉を受けました。
最後は'See you！'と英語でごあいさつ。子どもたちにとって、オーストラリアでの経験はもちろん、日常英会話の練習やオーストラリアの自然や文化についての調べ学習、自分や自国の紹介のための学習、帰国後のこうした報告会まで、すべてが貴重な体験になったはずです。