初等学校だより

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  • 2025.07.11

    クラスみんなで輝く瞬間 -第224回劇の会-

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 7月5日(土)に第224回劇の会が行われ、4年椿組、5年柳組、6年葵組の劇が上演されました。上演した劇のタイトルは以下の通りです。

 4年椿組 「いなり神社で大笑い」
 5年柳組 「本日開店!ヤナギーズレストラン」
 6年葵組 「将来の夢 ~夢を追う子どもたち~」

4年椿組 「いなり神社で大笑い」

 神社の広場では、遊びに来る子どもたちが毎日のようにケンカを繰り返していました。遊び場所の取り合いでいつものようにケンカを始めた子どもたちの前に、この神社を守っているイナリたちが人間の子どもに姿を変えて現れました。子どもたちを追い出すためにイナリたちがたてた作戦は「どちらがイナリを笑わせられるか」。イナリ一族をあらゆる方法で笑わせようとする子どもたち。最後はケンカの絶えなかった子どもたち同士がイナリを笑わせるために協力しはじめます。子どもたち、子どもに化けたイナリたち、みんなが生き生きと楽しそうに役を演じて、客席も巻き込んで笑いが起こる楽しい舞台でした。

5年柳組 「本日開店!ヤナギーズレストラン」

 本日開店のヤナギーズレストラン。味に厳しいお嬢様やダンス世界一を目指すダンサーたち、100歳のお祝いをする年配のご一行や仕事で超多忙な社長と社員たち、コンビニの店員まで、印象的なお客様が次々とレストランに訪れます。ヤナギーズレストランのシェフが修行のため店を離れたことをきっかけに、お客様たちがお店を手伝うことになり、お店は大混乱に。「お客様のご要望には全てこたえるように!」と店長からことづかった店員は、店長の言いつけを律儀に守りさらなる混乱を招いてしまったように思えましたが…。魅力的な登場人物たちとテンポの良い展開とでグイグイと観客を引き込む素晴らしい舞台が完成しました。

6年葵組 「将来の夢 ~夢を追う子どもたち~」

 学校で「将来の夢」について考える宿題を出された子どもたち。「夢」はあるけれど、夢に至る道がまだ漠然としている子どもたちの前に、未来の自分たちの姿を見せてくれるという妖精「将(しょう)」と「ライ」が現れます。未来の自分たちに会った子どもたちは何を感じ、将来の自分に何を伝えるのでしょうか。初等学校の最高学年になった今だからこそ、表現できる劇の中の役を、ユーモアを交えながら豊かな表現力で楽しませてくれました。「自分の将来」について改めて考えるきっかけをくれる作品です。

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