初等学校だより
初等学校だより
11月2日(水)、第216回劇の会が行われました。今回は4年欅組と6年松組が上演しました。
全クラスがいずれかの上演を講堂内で鑑賞できるようにし、残り半数のクラスは、教室内のモニターを通じて鑑賞しました。
上演した劇のタイトルは以下の通りです。
4年欅組 「変そう!女王様フィーバー」
6年松組 「さいごの…」
4年欅組 「変そう!女王様フィーバー」
ある街の女王様は、城での毎日に飽き飽きしてしまい、ある日変そうして家来と城を抜け出しました。街では人々が女王様のお誕生日パーティーの準備を進めています。マジシャンやオーケストラがパーティーのために練習していたり、パティシエがケーキを作ったり…。楽しそうな人々の様子に興味を惹かれ、女王様も身分を隠して参加します。その頃城では、女王様の不在に大臣たちが大慌て。お誕生日パーティーの中止を知り女王様と家来は急いで城に戻ります。果たしてパーティーは開催されたのか?子どもたちがのびのびと演技をしていて、終始観客を楽しませてくれました。欅組の明るく楽しい雰囲気が劇を通して伝わってくるようでした。
大臣にバレないように変そうして城を抜け出す女王様
楽しそうな音楽につられてダンスに加わる女王様と家来
オーケストラもパーティーに向けて練習しています
好奇心旺盛な女王様、ケーキ作りにも興味深々
女王様が無事城に戻り、パーティーが開催されました
最後はみんなでダンスしてパーティーも大成功!
6年松組 「さいごの…」
ついに初等学校最後の劇を上演する松組。松組といえばやっぱり合唱!とみんなで合唱の練習をしますが、なぜかクラスメイトの一人、杏が歌っていません。練習では歌っているのに、舞台ではうつむいて歌わない杏の気持ちを探ろうと、ラップやダンス、劇など様々な方法でアプローチを試みます。ついに杏の気持ちを確かめた松組の子どもたちはある相談をして最後の合唱の舞台に臨みます。松組のみんなにとってクラスの友達はどんな存在か、友達を思いやるとはどういうことかを教えてくれるストーリーです。45分超の劇中にたくさんの笑いがあり、最後は全員の合唱で会場を感動に包みました。
担任の小宮山先生やクラスの友達とのつながりをリズムにのせて歌うラップチーム
ダンスチームは踊りで仲間とのつながりを表現
今回の劇では劇中劇にも挑戦しました
不自然な動きで杏の様子を探る5人組
杏の気持ちを知り、杏のために何ができるか相談する仲間たち
松組の仲間に見守られて舞台で歌う杏