初等学校だより

初等学校だより

7月3日(土)、第212回劇の会が行われ、3~6年の4クラスが上演しました。上演するクラスと同じグループの5クラスが講堂で鑑賞、その他のグループは各教室でモニターを通して鑑賞しました。前回に引き続き、上演する子どもたちはシールドマスクを着用し、演目の間は十分に換気を行うなど、感染防止に十分配慮して実施しました。
上演クラスは以下の通りです。
 
3年楓組 「いのちのほし」
4年竹組 「形はみんな友達だ」
5年椈組 「七つめの玉」
6年桜組 「台本の通りにやってください」

3年楓組 「いのちのほし」

宇宙飛行実習中の5人組が、実習中に宇宙船のトラブルで森のような星に不時着。その森に棲むたくさんの動物たちと、動物を脅かすドラゴニッククロウ団に5人が出会い物語が繰り広げられます。ドラゴニッククロウ団の出題する難題に答えて動物たちを彼らの支配から解き放つことができるのか、5人組とドラゴニッククロウ団の知恵比べの始まり。はたしてどちらが勝利するのか!?劇の会での上演が初めての楓組の子どもたち。緊張することなく演じることを楽しんでいるように見えました。

4年竹組 「形はみんな友達だ」

間違っても丸だけがもらえる国。そんな国があったら勉強しないで遊んでばかりいられて最高なのに…。そんなふうに思っていた子どもたちが、丸の国に招待されました。ここでは丸以外の形は使用禁止!最初は喜んで遊んでいた子どもたちでしたが、丸だけの生活にしだいに不満を抱くようになり、丸だけを贔屓する丸の王様を懲らしめる作戦を立て始めます。昨年の劇の会が中止となったため、今年の4年生は劇の上演が初めて。初めてとは思えないほど堂々とした迫力ある演技を披露しました。歌(CD)やダンスを織り交ぜた劇で観客を魅了しました。

5年椈組 「七つめの玉」

三蔵法師と三人の仲間、孫悟空、猪八戒、沙悟浄たちは、7つ揃うと願いが叶うという「竜の玉」を探しながら天竺をめざして旅をしています。そんな旅の途中、妖怪に支配された貧しい村を訪れた4人。村人たちから助けを乞われ三蔵法師たちは妖怪に立ち向かおうとしますが、一人身勝手な行動を取る孫悟空。悟空抜きで戦う三蔵法師一行でしたが、すぐに窮地に陥ってしまいます。そこで悟空が助けに現れ勝利を収めます。村人の持つ「七つめの玉」を手にした悟空はどんな願いを叶えるのか!?3年、4年のときに劇の会が中止となり、今年が初めての劇の会となった椈組。初めてのステージで元気いっぱい演じ切りました。

6年桜組 「台本の通りにやってください」

最後の劇の会に、クラスメイトのミドリが書いた台本を演じることに決めた桜組。みんなで選んだ台本だけど、練習するうちにクラスメイトたちは台本への不満を募らせて勝手にアレンジしようとしてしまいます。気持ちがバラバラになったとき、「最後の劇の会を成功させたいみんなの思いは同じ」ことに気づいてもう一度心を一つにする桜組。とても良い雰囲気で本番を迎えましたが、上演は思わぬ展開に・・・。ステージの使い方、セリフの間合いや発声の仕方などさすが6年生と思わせるすばらしい演技で会場を沸かせました。

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