初等学校だより

初等学校だより

 3月6日(土)、初等学校講堂で第211回劇の会が行われ、6年生の3クラスが上演しました。上演するクラスと同じグループの1~5年生が講堂で鑑賞、その他のグループは各教室でモニターを通して鑑賞しました。例年は年3回開催、3~6年の全クラスが上映する劇の会ですが、今年度はこれまで開催が叶わず今回が初めてとなりました。1年生は初等学校で劇の会初鑑賞です。上演する子どもたちはフェイスマスクを着用し、演目の間は換気の時間を十分に取るなど、感染防止に十分配慮して行いました。
 今年は劇の会が始まってちょうど100年目。学校創設初期からスタートした歴史ある行事を、異例の形ではありますが今年も開催することができました。劇を上演すること、鑑賞することが恒例行事となっている初等学校の子どもたちにとって、この日が来るのは本当に待ち遠しかったことと思います。

上演クラスと演目は以下のとおりです。

6年白樺組 「ゲームの表とウラの世界」 作:岡田留奈(白樺組児童)
6年楓組 「消えた少年」 作:加藤陸雄(元初等学校校長)
6年藤組 「占いの玉」 藤組児童による創作

6年白樺組 「ゲームの表とウラの世界」

ある日、学校の帰り道で助けたおばあさんからもらったゲーム機はなんとゲームの世界に入れる特別なゲーム機だった!遊べる時間は1日30分まで。遊んでいると、次第についつい時間を過ぎてしまうようになり…。約束を破ってしまった主人公の身に迫る危機とは?スリリングな展開と役になりきった演技で観客をグッと惹き込みました。した。

6年楓組 「消えた少年」

もし過去に戻って今までの失敗をやり直すことができたら?ある日、人生の巻き戻しができる不思議な機会を手に入れた少年がこれまでの数々の失敗を過去に戻りやり直して「無かったこと」にするお話。失敗ばかりだった少年に対する周囲の態度が変わってきました。とことん失敗をやり直したい少年の行動はエスカレートして…

6年藤組 「占いの玉」

〈あらすじ〉
現世で売れない漫才師や大金持ちとその部下、ダメダメ会社員コンビの前世はどんなだったんだろう?「占いの玉」を巡る5つの話を藤組全員で考えました。100年前から来たインチキ占い師の話?未来の占いで大さわぎ?敢えて脚本家せず、藤組の子どもたちが自由に、個性あふれる演技で上演しました。

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