初等学校だより
初等学校だより
2014年の初等学校の文化祭は、1日目の劇の会で幕を開けました。
文化祭1日目は、第194回劇の会が行われました。先生や卒業生作のオリジナル脚本です。上演クラスは以下の通りです。
3年梅組「アイウエオリババ」
4年竹組「20XX年 宇宙の学校」
5年椎組「きぬたのたぬき」
6年柳組「歌よ よみがえれ」
3年梅組「アイウエオリババ」
むかーし昔、ペルシアの国に、真面目で正義感の強い五つ子がいました。ある日アリババたちは、どろぼうたちが盗んだ宝物を持って岩の中に入っていくのを、偶然見かけました。それを見ていたアリババ達がとった行動とは。
4年竹組「20XX年 宇宙の学校」
未来の20XX年、校外授業の「宇宙の学校」に出発する児童たち。宇宙船が勝手に動き出したどり着いたのは地球によく似た惑星。子供たちはみんなのいる地球に戻れるのか。
5年椎組「きぬたのたぬき」
幼稚園生に助けてもらったタヌキのポン太とポン吉。時がたち、幼稚園のあるこの地を離れなくてはならなくなった2匹。助けてもらった2人へお別れの挨拶をするために、幼稚園同窓会を企画する。
6年柳組「歌よ よみがえれ」
歌が好きな子、練習がきらいな子、だらだらしている子…。そんな5人の子供達が突然、楽しいことが禁じられた国に連れて行かれてしまいます。子供達は、歌やお祭りができる平和な国を取り戻すことはできるのでしょうか。
2日目(11月3日)は、「第46回 こどものまつり広場」が開催されました。
オープニングは、毎年恒例の2年生による幕開き太鼓でスタート。力のこもった太鼓の音が、広場に響き渡りました。続いて登場したのは、クラスごとに作ったお神輿。クラスで稲刈りしたときの稲を使ったものや、劇の会の演目にちなんだものなど、子どもたちの思い入れがたっぷりです。「わっしょい、わっしょい」と声を合わせ、練り歩きました。そして最後を飾るのはペットボトルロケットのくす玉割り。今年は1つくす玉が割れないというハプニングも起こりましたが、そんなことはものともしないのが成城っ子。大盛り上がりでこどものまつり広場が始まりました。
校内各所ではさまざまな展示やイベントが行われました。中でもひときわ歓声が大きかったのは、広場横の土俵で行われた3、4年生の相撲大会。たくさんの観客が土俵の周りを囲み、取り組みが始まるたびに声援が飛んでいました。また、講堂では太鼓や体操の発表会が行われ、日ごろの練習の成果を披露しました。木工コーナーやお休み処、初等学校文化祭名物のお餅つきなど保護者の方によるコーナーも大好評でした。
児童、保護者の皆さま、教員が力を合わせて作り上げ、子どもたちの笑顔あふれる文化祭となりました。
体の半分はあろうかという大きな太鼓を堂々と叩いた2年生。
クラスごとのおみこしは個性豊か。これは、7月に上演した「パイレーツ・オブ・タチバナ」という劇にちなんだ海賊みこし。
展示作品も力作ぞろい。教室を水族館に大改造したクラスでは、海の生き物の作品がずらり。
子どもたちがコツコツと調べた内容が丁寧に掲示されていたコアラの授業の展示。
ゲームコーナーを企画したクラスは、呼び込みも自分たちで。目立つ格好に大声で「ゲームコーナーやってまーす!!」
初等学校文化祭名物の餅つきには、学園長も参加。