第49回幼・初・中高合同研究会が開催されました
2024.10.04
さる9月11日(水)に、初等学校を会場として、第49回幼・初・中高合同研究会「「成城デジタル・シティズンシッププログラム」実施にむけて 3年目~幼稚園・初等学校の実践を通して学園全体のDC教育を考える~」が開催されました。
2022年度の第47回(参照)・2023度の第48回(参照)と、継続してプログラム確立に向けた準備を進めている「成城デジタル・シティズンシップ プログラム」についての3年目となります。
1年目は教員自身のDC教育への理解と学習、2年目は教員相互のグループワークを通じた知識と教授力の向上をテーマとし、そしてこの3年目は実際の授業・教育活動を通じた実践研究の年と位置付けられました。
まず第1部として、教科毎の観点からのDC教育の実践として、実際に初等学校児童への授業実践・見学が6教室に分かれて行われました。
・国語(6年生):話し言葉と書き言葉
・社会(5年生):情報単元
・音楽(4年生):著作権は誰のもの?
・図工(4年生):のぞいて見つけて私のTシャツ
・数学(3年生):時こくと時間
・生活(2年生):まちの人にもつたえよう
続く第2部として、幼稚園におけるDC授業について、各教室で幼稚園教員により映像を交えての実践報告が行われました。その後は授業実践・報告について感想・意見交換が行われ、活発な議論ののちに閉会となりました。
今年度をもって、DC教育に関する3年計画での合研は総括となり、以降はこの研究成果を活かしてプログラムの学園一貫的な実践を行っていくことが求められます。
※研究会の内容については、『成城教育』204号(2025年2月末刊行予定)にて掲載されます。
合同研究会は来年度に第50回の記念の年を迎えます。今後も学園各校を連携しての一貫的な教育研究を推進してまいります。